お盆休みですね✨
おはようございます✨リッチです🍀
本日8月14日(金)朝の時点で、ドル円は159.51円。
ユーロ円183.91円、ポンド円215.13円、ゴールド4411.72ドル、原油81.06ドルで推移しています。
昨日の相場は、非常に分かりやすい組み合わせでした。米株が上昇し、米長期金利が低下し、これまで強かった原油とゴールドが反落するという展開です。ナスダックは+0.81%、S&P500は+0.65%と上昇。米10年債利回りは-4.7bp低下し、原油は-2.47%、ゴールドは-1.34%と、そろって値を下げました。
つまり、これまで市場の主役だった「原油・金利・商品」から、いったん「米株・日経先物といった株式」へ、資金の流れが移った一日でした。ただ、為替には少し違う景色があります。金利もドル指数も下がっているのに、ドル円は159円台を保っています。本日は、この「株式リスクオンへの主役交代」と、「金利低下でも下がらないドル円」の中身を、14市場のマネーフローから整理していきます。
本日(8/14)の相場|今日の重要ポイント
まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。
- ドル円159.51円、ユーロ円183.91円、ポンド円215.13円で推移
- 昨日は「米株高+米金利低下+商品安」という分かりやすい組み合わせ
- ナスダック+0.81%、S&P500+0.65%、ダウ+0.13%と米株3指数がそろって上昇
- 米10年債利回りは-4.7bpの低下。金利低下がハイテク株を支援
- 日経225先物は前日+735円(+1.07%)と堅調。今朝も69,200円前後を維持
- これまで強かった原油(-2.47%)とゴールド(-1.34%)はそろって反落
- 為替は引き続き低ボラ。ドル円の値幅は55pipsと小さい
- ただし米金利もDXYも低下したのに、ドル円は159円台を維持。円側の弱さが残る
- 今週の米CPI・PPIはともにインフレの落ち着きを示し、9月利上げ観測は後退
本日のトレード戦略(2026/8/14 金)
本日のトレード設定は以下のとおりです。
本日はドル円とユーロ円が売り逆指値のみ、ポンド円は注文なしという設定です。
💵 USD/JPY(ドル円)|売り逆指値のみ
💶 EUR/JPY(ユーロ円)|売り逆指値のみ
💷 GBP/JPY(ポンド円)|本日は注文なし
本日、ポンド円は注文を置いていません。見送りです。
※本日はドル円とユーロ円が売り逆指値のみ、ポンド円は注文なしです。
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本日の注意事項
⚠️ 本日の注意事項
- 本日は金曜です。週末をまたぐポジションの持ち越しには、いつも以上に注意します。
- 今週の米CPI・PPIは通過しましたが、本日21:30に米小売売上高、23:00にミシガン大消費者信頼感指数があります。
- ドル円は159円台の高値圏にあり、160円が近づくと介入警戒が再び意識されやすい水準です。
- 早朝トレードでポジションを持った場合は、無理に引っ張らず、ルールどおりに決済します。
- 為替は低ボラが続いています。刺さらなければ見送る姿勢を守り、追いかけエントリーはしません。
✨ 本日の相関トレンドトレード(2026/8/14)|AUD/JPY×USD/CAD
本日11時の成行エントリーは、「AUD/JPY×USD/CAD」の組み合わせです。
豪ドル円のロングと、米ドル/カナダドルのショートです。
- 📈 AUD/JPY ロング(買い)
- 📉 USD/CAD ショート(売り)
📝 本日の相関トレードの構造
AUD/JPYロング(豪ドル買い・円売り)と、USD/CADショート(米ドル売り・カナダドル買い)の組み合わせです。
どちらも「資源国通貨を買い、米ドルや円を売る」側に寄せた構成です。豪ドルとカナダドルは、いずれも資源価格や世界の景気動向に敏感な通貨です。
昨日は原油とゴールドが反落しましたが、株式へのリスク選好そのものは崩れていません。米株が上昇し、日経先物も堅調で、VIXは低水準を保っています。こうしたリスクオン寄りの地合いは、資源国通貨にとっては下支えとなりやすい面があります。
昨日(8/13)の相関トレードは+60.9pipsのプラス決済でした。ただし8月の相関は-14.1pipsと、まだマイナス圏です。ここは焦らず、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。
基本ルール|相関トレード:
- 11時に成行エントリー
- エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
- 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済
⚠️ 相関トレードの注意事項:本日は金曜で、週末をまたぐことになります。相関トレードも、早朝トレードと同じく21時までに全決済のルールを徹底します。
発表前や低ボラの時間帯は動意が乏しくなる場面もあり、相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止です。
詳しい相場分析|「原油・金利」から「株式」へ、資金の主役が移った一日
ここからは、昨日の相場を順に整理していきます。
今朝の相場の特徴は、これまで市場を動かしてきた原油や金利の勢いが止まり、代わって米株や日経先物へ資金が向かった点にあります。この主役交代が、なぜ起きたのかを、マネーフローの視点で見ていきます。
昨日の主役は株式|米株3指数がそろって上昇
昨日の相場で、まず目立ったのが、米国株の上昇です。
📈 昨日の米国株(3指数そろって上昇)
- ナスダック総合:+0.81%(26,803へ上昇、高値圏で終了)
- S&P500:+0.65%(7,799へ上昇)
- NYダウ:+0.13%
- 強弱は「ナスダック > S&P500 > ダウ」。ハイテク・グロース株が優位
3指数そろってのプラスですが、その中でも、ナスダックがもっとも強い上昇となりました。ナスダック、S&P500、ダウの順に強く、これは、ハイテク株やグロース株が優位だったことを示しています。
ナスダックは、高値の26,875近くまでしっかり買われ、26,803で終えました。日中の下値は26,613で、下押しの場面でも大きく崩れることなく、高い水準を保ったまま引けています。株式への資金流入が、はっきりと確認できる一日でした。
米金利の低下が、ハイテク株を後押し
この株高を支えたのが、米長期金利の低下です。
📉 米10年債利回りの動き
- 米10年債利回り:4.635%(前日比-4.7bpの低下)
- 日中は高値4.692%、安値4.600%と、1日で9.2bpの値幅
- 金利低下は、将来利益の価値を高めやすく、ハイテク株には追い風
米10年債利回りは、前日から-4.7bp低下し、4.635%で終えました。これは、相場にとって重要な低下です。
金利が下がると、将来生み出される利益の価値が、相対的に高く評価されやすくなります。とくに、成長への期待で買われるハイテク・グロース株は、金利の影響を受けやすいため、金利低下は追い風となります。
昨日の「米金利低下」と「ナスダック上昇」は、非常に整合性のある組み合わせでした。金利が下がったことで、株が買いやすくなった、という流れです。
原油とゴールドは、そろって反落
一方で、これまで市場の主役だった原油とゴールドは、昨日そろって値を下げました。
🔥 昨日反落した商品市場
- WTI原油:-2.47%(81.21ドルへ下落)。1日の値幅は3.86%と大きい
- ゴールド:-1.34%(4,407ドルへ下落)。高値4,508ドルから売られた
- ここ数日、市場を動かしてきた「原油高」の勢いが、いったん止まった
WTI原油は、-2.47%の下落で81.21ドルとなりました。ここ数日は原油高が市場の主役でしたが、その勢いが昨日は明確に止まりました。日中の値幅は3.86%と大きく、83.31ドルから80.10ドルまで、大きく振れています。
ゴールドも-1.34%の下落です。ここで重要なのは、いったん4,508ドルまで上昇したあと、4,407ドルまで売られたという点です。4,500ドルという心理的な節目で、かなり売りが出た形で、単純な下落率以上に、上値の重さが出ています。
この「原油安」は、市場全体にとって重要でした。原油が下がると、インフレへの警戒が和らぎます。それが金利低下につながり、株高を後押しする、という流れが働いた可能性があります。「原油安 → インフレ懸念後退 → 金利低下 → 株高」という組み合わせは、昨日の相場を分かりやすく説明します。
今日の焦点|金利もDXYも低下、なのにドル円は159円台
そして、本日もっとも注目したいのが、ドル円です。ここには、少し不思議な部分があります。
💵 ドル円をめぐる「ちぐはぐ」な組み合わせ
- 米10年債利回りは-4.7bp低下(金利が下がった)
- ドル指数(DXY)も-0.05%低下(今朝は前日終値比-0.11%)
- 普通なら「金利↓+ドル指数↓」はドル円の下押し要因
- ところがドル円は159.51円と、前日比プラスで高値圏を維持
通常であれば、米金利が下がり、ドル指数も下がれば、ドル円にも下押し圧力がかかりやすくなります。ところが、昨日のドル円は、値幅こそ55pipsと小さいものの、前日比でプラスとなり、159円台を保ちました。
これは、ドルの強さだけでは説明できない動きです。むしろ、円そのものの弱さが残っている可能性を示しています。
背景の一つとして考えられるのが、株式への資金流入です。昨日は米株が上昇し、日経225先物も69,000円台まで買われました。株式にお金が向かい、リスクを取りやすい地合いのなかでは、円を積極的に買う動きは出にくくなります。金利が下がってもドル円が下がらなかったのは、この「円を買う理由の乏しさ」が効いた可能性があります。
📝 リッチの見解と注目ポイント
私(リッチ)が本日とくに意識しているのは、この「金利低下でも下がらないドル円」です。
今週の米CPI・PPIは、いずれもインフレの落ち着きを示しました。これを受けて、市場では9月の利上げ観測が後退しています。本来なら、利上げ観測の後退はドルの重荷になりやすい材料です。それでもドル円が159円台を保っているのは、円側の弱さが根強いことの表れだと考えています。
ここで注意したいのが、もし今後、米金利が再び上昇に転じた場合です。現在は金利低下でも下がらずに耐えているドル円に、あらためて上昇の材料が加わることになります。その場合、160円という節目が、いっそう意識されやすくなります。
上値のメドは、昨日高値の159.57円です。ここを明確に突破して維持できるなら、160円方向が視野に入ります。逆に、159.00円を明確に割り込むようだと、ようやく金利低下やDXY低下がドル円にも効き始めた、という見方に切り替えます。この上下が、本日の分岐点です。
なお、ドル円が160円に近づくほど、当局による円安けん制や介入への警戒が、再び強まりやすい水準でもあります。前回の介入からは、すでに二週間ほどが経過しており、その効果も次第に薄れてきています。上値を追う場面では、こうした水準ごとの注意点も、あわせて頭に入れておきたいところです。
日経225先物は堅調、VIXも低水準を維持
株式のリスク選好が崩れていないことは、日経225先物とVIXからも確認できます。
🇯🇵 日経先物とVIX
- 日経225先物:前日+735円(+1.07%)。今朝も69,200円前後を維持
- 前日の値幅は1,392.5円(2.04%)と大きく、上昇後も崩れていない
- VIX(恐怖指数):14.63。15を下回る低水準を維持
- 株高でも「急落への強い恐怖」は高まっておらず、リスク選好は継続
日経225先物は、前日+735円(+1.07%)と、しっかり上昇しました。とくに重要なのは、+1%以上上昇したあとも、今朝69,000円台を維持している点です。利益確定で大きく崩れておらず、上昇の勢いが保たれています。
本日の日経で注目したいのは、昨日高値の69,550円です。ここを突破して維持できれば、70,000円という大きな心理的な節目が近づきます。一方で、昨日だけで+735円上昇していますので、69,000円を維持できず、68,500円方向へ戻るようなら、いったん利益確定が優勢になった、と見ます。
VIXは14.63と、15を下回る低い水準を保っています。株が上昇するなかでも、急落への強い警戒は高まっておらず、リスク選好の形は崩れていません。
BTCは方向感が弱く、為替全体も低ボラ
一方で、株高にもかかわらず、反応が鈍かった市場もあります。
BTC(ビットコイン)は、前日比+0.21%とほぼ横ばいで、今朝は63,519ドル。株が上昇しても、BTCは強い動きにはなっていません。「リスクオンだからBTCも買われる」とはなっておらず、相対的に弱い状態が続いています。
為替全体も、引き続き低ボラです。前日の値幅は、ドル円55pips、ユーロ円48pips、ポンド円43pips、ユーロドル35pipsと、いずれも小さめでした。前週の100〜200pips級と比べると、かなり静かな状態です。
こうした低ボラが続いたあとは、エネルギーが溜まっている状態とも言えます。節目を突破したときに、一気に動くことがある点は、頭の片隅に置いておきたいところです。
今朝のお金の流れ|商品から、株式・債券へ
ここまでの動きを、14市場全体のお金の流れとして、いったん整理しておきます。昨日、資金が向かった先と、資金が抜けた先を並べると、その日の相場の性格が見えてきます。
🧭 昨日の資金の流れ(14市場から)
- 資金が向かった先:米国株(ナスダック・S&P500)、日経225先物、米国債
- 資金が抜けた先:WTI原油、ゴールド
- 米国債は利回りが低下=価格としては買われた(金利低下は債券高)
- 大きな流れは「商品 → 株式・債券」への資金移動
昨日は、原油とゴールドという商品市場から資金が抜け、代わって米株・日経先物・米国債へと資金が向かいました。米国債は、利回りが低下したということは、価格としては買われたことを意味します。つまり、株と債券の両方が同時に買われた形です。
ここで、面白い相関が三つあります。一つ目は、株高と債券高が同時に進んだこと。二つ目は、これまで強かった原油とゴールドが、そろって下落したこと。そして三つ目が、米金利もDXYも低下したのに、ドル円が159円台を保ったことです。
この三つ目こそ、本日のFXでもっとも注目したい点です。株と債券に資金が向かい、商品から資金が抜けるなかで、為替だけは円の弱さが残った。単体のチャートを追うだけでは見えない、この資金の偏りを意識しておきたいところです。
中東情勢|原油は反落も、ホルムズ海峡の緊張は続く
昨日は原油が反落しましたが、その背景にある中東情勢は、引き続き注視が必要です。
🛢️ 中東情勢のポイント
ホルムズ海峡の再開に向けた交渉は、依然として合意に至っていません。イラン側は、海峡の航行には自国の許可が必要だとする趣旨の主張を続けており、緊張は解けていません。イランは、海峡の開放にあたって、港湾封鎖の解除など高いハードルの条件を掲げているとも伝えられています。
昨日の原油下落は、こうした地政学リスクが後退したためではなく、株式へ資金が移るなかでの、いったんの利益確定という側面が大きいと考えられます。供給不安そのものが解消したわけではありません。
ホルムズ海峡は、世界のエネルギー供給の重要な航路です。ここでの緊張が続く限り、原油には再び上昇圧力がかかりやすく、それが金利や為替にも波及しやすい状況が続きます。原油が反落した今も、中東情勢は引き続き注視しておきたい材料です。
原油が再び上昇に転じれば、輸入物価を通じてインフレ懸念が再燃し、金利上昇・株の重荷につながる可能性があります。日本にとっても、原油高はエネルギーコストの上昇に直結するため、他人事ではありません。昨日の反落だけで「原油相場が終わった」と決めつけず、上下どちらにも動きうる前提で見ておきます。
本日(8/14)の経済指標|注目は21:30の米小売売上高
今週の最大の焦点だった米CPI・PPIは、すでに通過しました。本日は、その後の消費の強さを測る米小売売上高(21:30)と、消費者マインドを示すミシガン大消費者信頼感指数(23:00)が注目されます。
| 時刻 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 |
|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 🇩🇪 | 独 卸売物価指数 7月 前年比 | ★ | 4.9% |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 実質GDP(改定値)第2四半期 前期比 | ★★ | +0.4% |
| 21:30 | 🇺🇸 | 米 小売売上高 7月 前月比 | ★★★ | +0.2% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 米 ミシガン大消費者信頼感指数(速報)8月 | ★★ | 55.2 |
米小売売上高は、米国の個人消費の強さを示す指標です。CPI・PPIでインフレの落ち着きが確認されたなか、消費がどれだけ底堅いかは、今後の景気と金利の見通しに関わります。予想は前月比+0.3%です。
ミシガン大消費者信頼感指数は、消費者マインドを示す指標で、あわせて期待インフレ率も注目されます。予想は54.2と、前回の55.2からわずかに低下の見込みです。
なお、市場では次の焦点として、8月27〜29日に開かれるFRBのジャクソンホール会議が意識され始めています。本日の指標は、その手前での材料という位置づけです。早朝トレードは、いずれも夜の指標より前に完結しますので、ポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、指標をまたいで引っ張らないようにします。
前営業日(8/13)のトレード結果|ユーロ円が-12.4pips
前営業日となる木曜(8/13)の早朝トレードは、以下の結果となりました。
- ドル円:ノートレード(逆指値に未到達)
- ユーロ円:-12.4pips(売り建てが損切り)
- ポンド円:ノートレード(逆指値に未到達)
木曜は、ユーロ円の売り逆指値が約定したものの、その後、相場が下がりきらずに戻したため、-12.4pipsの損切りとなりました。ドル円とポンド円は、いずれも逆指値に届かず、ノートレードでした。合計は-12.4pipsです。
木曜は、CPIの結果を受けて、相場全体が株式リスクオンに傾き始めた日でした。ドル円は159円台の高値圏を保ち、クロス円も下値では底堅く推移しました。売り目線での設定でしたが、下向きの勢いが続かず、ユーロ円は往復の動きに巻き込まれる形となりました。
1回の損切りは、ルールの範囲内で想定している負けです。損切り幅を守れているうちは、大きく崩れることはありません。負けた日も、設定と決済のルールを淡々と守ることが、月間で見たときのプラスにつながります。
これで、8月の早朝トレードは+105.6pipsとなりました。木曜のマイナスを差し引いても、プラス圏をしっかり保っています。
月間収支(8/13終了時点)
📊 8月の収支(8/13終了時点)
早朝トレード:+105.6pips
相関トレンドトレード:-14.1pips
前営業日(8/13)の相関トレンドトレード結果
木曜の相関トレンドトレードは、+60.9pipsのプラス決済でした。
8月の相関は、-14.1pipsとなっています。
相関トレードは、8月に入ってから苦しい流れが続いていましたが、木曜の大きなプラスで、マイナス幅がだいぶ縮まりました。早朝トレードがプラス圏を保つなか、相関も回復の兆しが出てきた形です。
とはいえ、まだ月間ではマイナス圏です。ここで気を緩めず、本日も「AUD/JPY×USD/CAD」の組み合わせで、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。金曜で週末をまたぎますので、21時までに決済するルールを守ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「相場の主役が交代する」とは、どういう意味ですか?
その時々で、相場を動かす中心的な材料が入れ替わることを指します。
相場には、いつも複数の材料が同時に存在しています。金利、原油、株、地政学リスクなど、さまざまな要素が、それぞれ相場に影響を与えています。
ただ、そのなかでも、ある時期には「原油高」が相場の中心になり、別の時期には「株式のリスク選好」が中心になる、というように、主役となる材料が移り変わっていきます。
ここ数日は、原油高とそれに伴う金利上昇が、相場を動かす中心でした。ところが昨日は、原油が反落し、代わって米株や日経先物への資金流入が目立ちました。
これが「原油・金利から、株式へ、主役が交代した」という意味です。
どの材料が今の主役なのかを意識すると、相場の大きな流れをつかみやすくなります。単体のチャートだけを見るのではなく、「今、市場は何を中心に動いているのか」を考えることが大切です。
Q2. なぜ金利が下がると、ハイテク株が買われやすくなるのですか?
金利が下がると、将来の利益の価値が、相対的に高く評価されやすくなるためです。
株の価値は、その企業が将来生み出す利益をもとに評価されます。とくにハイテク・グロース株は、今の利益よりも、これから先の大きな成長が期待されて買われる面が強い株です。
このとき、金利が高いと、「今すぐ手に入るお金」の価値が高くなり、逆に「ずっと先に手に入る利益」の価値は割り引かれてしまいます。
反対に、金利が下がると、この割り引きが小さくなり、将来の利益の価値が、相対的に高く評価されるようになります。
そのため、成長期待で買われるハイテク株は、金利低下の恩恵を受けやすいのです。
昨日は、米10年債利回りが-4.7bp低下し、ナスダックが+0.81%と、3指数のなかでもっとも強く上昇しました。これは、金利低下がハイテク株を後押しした、分かりやすい例と言えます。
Q3. 米金利もドル指数も下がったのに、ドル円が下がらないのはなぜですか?
ドル円は「ドルの強さ」と「円の弱さ」の両方で動くため、円側が弱いと下がりにくくなります。
ドル円という通貨ペアは、ドルと円の力関係で決まります。ドルが強くても、円が同じくらい強ければ、大きくは動きません。逆に、ドルが弱くても、円がそれ以上に弱ければ、ドル円は下がりにくくなります。
昨日は、米金利が下がり、ドル指数も下がりました。これは、ドル側から見れば、ドル円を下げる方向の材料です。
それでもドル円が159円台を保ったということは、ドルの弱さを打ち消すほど、円側も弱かった、と考えられます。
その一因が、株式への資金流入です。米株や日経先物が買われ、リスクを取りやすい地合いのなかでは、あえて円を買う動きは出にくくなります。
このように、ドル円を見るときは、ドルだけでなく円の側の事情もあわせて考えることが大切です。片方だけを見ていると、「金利が下がったのになぜ?」という違和感の理由が、見えにくくなります。
Q4. 株が上がっているのに、ビットコインが動かないのは、どういう状態ですか?
株高が、必ずしもすべてのリスク資産の上昇には結びついていない状態です。
ビットコインは、株と同じく、リスクを取りやすい局面で買われやすい資産とされています。そのため、株高のときには、ビットコインも一緒に上がることが多いと考えられがちです。
ところが昨日は、米株が上昇したにもかかわらず、ビットコインは+0.21%とほぼ横ばいで、株高に連動しませんでした。
これは、今回の株高が、「あらゆるリスク資産に一斉に資金が向かう」ような、幅広いリスクオンではなかったことを示しています。
昨日の資金は、原油やゴールドから抜けて、米株や日経先物、米国債といった特定の市場へ向かいました。ビットコインは、その流れの中心には入っていなかった、と見ることができます。
このように、株高のときにビットコインが連動するかどうかを見ることで、その株高が「幅広いリスクオン」なのか、「一部の市場に絞られた動き」なのかを、判断する手がかりになります。
Q5. 為替の値動きが小さい(低ボラ)状態が続くと、その後はどうなりやすいですか?
エネルギーが溜まり、節目を突破したときに、一気に動き出しやすくなります。
為替の値動きが小さい状態は、市場参加者が新規のポジションを手控え、方向感を探っている局面で、よく見られます。
昨日の値幅は、ドル円55pips、ユーロ円48pipsなどと、いずれも小さめでした。前週の100〜200pips級と比べると、かなり静かな状態です。
こうした低ボラが続くと、相場のなかにエネルギーが溜まっていきます。多くの参加者が様子を見ているぶん、いったん節目を抜けると、そこで待っていた注文が一斉に動き、値動きが大きくなりやすいのです。
たとえばドル円なら、上は159.57円、下は159.00円が、当面の分岐点です。このどちらかを明確に抜けたときには、それまでの静けさから一転して、大きく動く可能性があります。
低ボラの局面では、無理に狭い値幅を取りにいくのではなく、次の動きに備えて準備をしておく、という姿勢が有効です。刺さらなければ見送る、を守ることが大切です。
Q6. 損切りで終わった日は、どう受け止めればよいですか?
損切りは、あらかじめルールで想定している負けであり、淡々と受け止めてよいものです。
昨日は、ユーロ円の売りが-12.4pipsの損切りとなりました。エントリーはしたものの、相場が想定どおりに下がらず、戻したためです。
トレードでは、すべての取引で勝つことはできません。大切なのは、負けをゼロにすることではなく、負ける日の損失を、あらかじめ決めた範囲内に収めることです。
損切り幅を守れているうちは、1回の負けで大きく崩れることはありません。昨日の-12.4pipsも、ルールの範囲内で想定している負けです。
むしろ、損切りをためらって傷を広げることのほうが、資金にとっては危険です。決めた価格で淡々と損切りできることは、立派な技術の一つです。
実際、昨日1回の損切りがあっても、8月の早朝トレードは+105.6pipsとプラス圏を保っています。1日の勝ち負けに一喜一憂せず、月間の収支で見て、ルールを守り続けることが大切です。
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