【8/17FX戦略】今週は日銀の利上げ観測が主役|週末ジャクソンホールに向け、円の下値を支える構造を整理

2026年8月17日の今日のエントリーとして、早朝トレードと相関トレンドトレードを紹介するリッチFXブログのアイキャッチ画像
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リッチ

今週もよろしくお願いします✨

おはようございます✨リッチです🍀

週明け8月17日(月)朝の時点で、ドル円は159.40円。
ユーロ円184.31円、ポンド円215.65円、ゴールド4430ドル前後、原油81.61ドル前後で推移しています。

先週末の金曜(8/14)は、少し性格の違う一日でした。ドル指数(DXY)が-0.29%と下がるなか、ユーロドルは+0.36%と上昇。ドル円自体は-17pipsでしたが、ユーロ円は+46pips、ポンド円は+54pipsと上昇しました。つまり、単純な「円全面高」ではなく、ドル安が強く出た日だった、という点が特徴です。

そして今週は、市場の関心が新しいテーマへ移ります。日本銀行の利上げ観測です。政府が早期の利上げを支持しているとの報道が伝わり、円の下値を支える構造が意識され始めています。週末には、米国のジャクソンホール会議も控えています。本日は、この「今週の主役=日銀の利上げ観測」と、金曜のドル安・クロス円上昇の中身を、14市場のマネーフローから整理していきます。

目次

本日(8/17)の相場|今日の重要ポイント

まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。

  • ドル円159.40円、ユーロ円184.31円、ポンド円215.65円で推移
  • 金曜(8/14)はドル安が主役。DXY-0.29%、ユーロドル+0.36%
  • ドル円は-17pipsだが、ユーロ円+46pips・ポンド円+54pipsとクロス円は上昇
  • 米株3指数は金曜そろって小幅安。ただしVIXは-2.60%と低下
  • 金曜の米10年債利回りは+5.5bpの4.696%。株小幅安でも長期金利は上昇
  • 週明けは日経225先物が反発(金曜終値比+182.5円)、原油は下落
  • 今週の主役は日銀の利上げ観測。政府(高市政権)も早期利上げを支持との報道
  • 週末には米ジャクソンホール会議。今週は日米金融政策の分岐点になりうる
  • ドル円は159円台の高値圏。160円が近づくと介入警戒が意識されやすい

本日のトレード戦略(2026/8/17 月)

本日のトレード設定は以下のとおりです。
本日はドル円とポンド円が買い逆指値と売り逆指値、ユーロ円は売り逆指値のみという設定です。
数値をそのまま確認してください。

💵 USD/JPY(ドル円)|買い逆指値・売り逆指値

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 159.415
🛑 ストップ 159.015
🎯 リミット 159.835
📉 売り(ショート) 価格
売り逆指値 158.694
🛑 ストップ 159.094
🎯 リミット 158.274

💶 EUR/JPY(ユーロ円)|売り逆指値のみ

項目 価格
📉 売り逆指値 183.700
🛑 ストップ 184.100
🎯 リミット 183.280

💷 GBP/JPY(ポンド円)|買い逆指値・売り逆指値

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 215.799
🛑 ストップ 215.399
🎯 リミット 216.349
📉 売り(ショート) 価格
売り逆指値 214.946
🛑 ストップ 215.346
🎯 リミット 214.396

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上の逆指値・ストップ・リミットの数値は、完全無料の専用ツールを使って、そのままご自身の口座に自動で反映できます。毎朝の注文設定の手間や、刺さった注文の取りこぼしをなくしたい方は、記事後半の「トレードを再現する方法」をご覧ください。

本日の注意事項

⚠️ 本日の注意事項

  • 本日は週明けの月曜です。週末に材料が出た場合、寄り付き直後に値が飛びやすい点に注意します。
  • 本日はドル円とポンド円で、買い逆指値と売り逆指値を出しています。相場が上に抜ければ買い、下に抜ければ売りが約定します。
  • 今週は週末のジャクソンホール会議が控えており、週の後半に向けて金融政策への関心が高まりやすい状況です。
  • ドル円は159円台の高値圏で、160円が近づくと介入警戒が再び意識されやすい水準です。
  • 早朝トレードでポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、指標やイベントをまたいで引っ張らないようにします。

✨ 本日の相関トレンドトレード(2026/8/17)|CAD/JPY×USD/CAD

本日11時の成行エントリーは、「CAD/JPY×USD/CAD」の組み合わせです。
カナダ円のロングと、米ドル/カナダドルのショートです。

  • 📈 CAD/JPY ロング(買い)
  • 📉 USD/CAD ショート(売り)

📝 本日の相関トレードの構造

CAD/JPYロング(カナダドル買い・円売り)と、USD/CADショート(米ドル売り・カナダドル買い)の組み合わせです。
どちらも「カナダドルを買う」側に寄せた構成で、芯にあるのはカナダドル買いの目線です。カナダドルは、原油価格との関係が深い通貨です。ただし、本日21時30分にはカナダのCPI(消費者物価指数)も予定されており、カナダドル絡みのペアは、その前後で振れやすくなる可能性があります。
先週金曜(8/14)の相関トレードは+62.3pipsのプラス決済でした。これで8月の相関は+48.2pipsとなり、月初からのマイナス圏を、ようやく抜け出してプラスに転じています。流れが良くなってきたところですが、ここで欲張らず、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。

基本ルール|相関トレード:

  • 11時に成行エントリー
  • エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
  • 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済

⚠️ 相関トレードの注意事項:本日はカナダCPIを控えています。相関トレードも、早朝トレードと同じく21時までに全決済のルールを徹底します。
週明けや指標前後は動意が乏しくなる場面もあり、相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止です。

詳しい相場分析|今週の主役は「日銀の利上げ観測」に移る

ここからは、金曜の相場と、今週のテーマを、順に整理していきます。
先週までの相場の中心は、米国のインフレ指標でした。CPIとPPIがともに落ち着き、米国の利上げ観測はいったん後退しています。そして今週は、市場の関心が、日本側の金融政策へと移っていきます。

金曜はドル安が主役|クロス円は上昇

まず、先週末の金曜(8/14)の動きを確認しておきます。この日は、円の動きよりも、ドルの動きが主役でした。

💱 金曜(8/14)の為替の動き

  • ドル指数(DXY):-0.29%。ドルが全体的に売られた
  • ユーロドル:+0.36%と上昇。ドル安を映した動き
  • ドル円は-17pipsと小幅安(ドル安で下押し)
  • 一方、ユーロ円+46pips・ポンド円+54pipsとクロス円は上昇

金曜は、ドル指数が-0.29%と下がり、ユーロドルは+0.36%と上昇しました。これは、ドルが全体的に売られたことを示しています。その結果、ドル円は-17pipsと、わずかに下げました。
ところが、ユーロ円は+46pips、ポンド円は+54pipsと、クロス円はしっかり上昇しています。もし「円が全面的に強い」状態なら、クロス円も下がるはずです。そうならなかったということは、金曜の下げは「円高」ではなく、あくまで「ドル安」が主役だった、と整理できます。
この違いは、意外と重要です。ドル安による下げは、ドル側の材料が変われば戻りやすい一方、円全面高の下げは、より根が深いことが多いためです。金曜のドル円の下げは、前者だった、という点を押さえておきます。

今週の主役|日銀の利上げ観測と、政府の支持

そして、今週の相場でもっとも意識しておきたいのが、日本銀行の利上げ観測です。先週、これに関する重要な報道がありました。

🏦 日銀の利上げ観測をめぐる動き

  • 日銀は、9月か10月の会合での利上げを視野に入れていると報じられた
  • これまで慎重だった政府(高市政権)も、早期の利上げを支持との報道
  • 背景は、7月末の協調介入の効果を維持したい政府と、円安による物価上昇を警戒する日銀の思惑の一致
  • 報道を受け、先週は本邦金利が上昇し、一時的に円が買われる場面も

先週、日本銀行が9月か10月の会合での利上げを視野に入れている、との報道が伝わりました。加えて、これまで利上げに慎重だった政府(高市政権)も、早期の利上げを支持しているとされています。
背景にあるのは、7月末に実施された日米協調の円買い介入です。この介入の効果を維持したい政府と、円安による物価上昇を警戒する日銀の思惑が、一致したかたちです。
これは、為替にとって重要な材料です。日本の利上げは、日米の金利差を縮める方向に働き、円の下値を支えやすくなります。実際、報道が伝わった際には、本邦金利が上昇し、一時的に円が買われる場面もありました。

📝 リッチの見解と注目ポイント

私(リッチ)が今週とくに意識しているのは、この「日銀の利上げ観測」が、円の下値をどこまで支えるか、という点です。
ここで一つ、注意しておきたいことがあります。利上げ観測が高まっても、先週の値動きを見る限り、円買いは長続きしていません。報道でドル円が一時下げても、すぐに159円台へ戻す展開が続いています。これは、利上げ観測だけでは、円を大きく押し上げる力にはなりにくい、ということを示しています。
つまり今の相場は、「利上げ観測で円の下値は支えられるが、円を大きく買い上げるほどの勢いはない」という、少し中途半端な状態にあります。ドル円は、その結果として159円台の高値圏で膠着しやすくなっています。
上値のメドは、160円の心理的な節目です。ここに近づくほど、当局による円安けん制や介入への警戒が強まりやすくなります。逆に下値では、159円割れが一つの目安です。利上げ観測が改めて強く意識される場面があれば、ここを試す可能性もあります。この上下を見ながら、本日はドル円で買い逆指値と売り逆指値の両方を出し、相場が動き出した方向をとらえられるようにしておきます。加えて、本日朝の日本GDPの結果が、利上げ観測をさらに後押しするのか、それとも一服させるのかも、あわせて確認しておきたいところです。

週末のジャクソンホール会議|日米の金融政策が交差する週

今週は、日本側の利上げ観測に加えて、米国側でも大きなイベントが控えています。週末に開かれる、ジャクソンホール会議です。

🗻 ジャクソンホール会議とは

ジャクソンホール会議は、米国で毎年夏に開かれる、世界の中央銀行関係者が集まる経済シンポジウムです。とくに注目されるのが、FRB議長の講演です。
過去には、この講演が、金融政策の方向転換を示唆する場となってきました。今年は、米国の利上げ観測が後退するなかで、FRBが今後の政策運営をどう語るかに、市場の関心が集まっています。
今週は、日本側で利上げ観測が高まり、米国側でジャクソンホールが控える、という構図です。日米の金融政策が、同じ週に交差することになります。日米の金利差が縮む方向の材料が重なれば、円高の見方が強まりやすく、逆に米国側がタカ派的な姿勢を保てば、ドルが支えられる可能性もあります。

本日の時点では、ジャクソンホールはまだ先の話ですが、週の後半に向けて、この話題への関心は高まっていきます。日々の値動きの背景に、この大きなイベントがあることを、頭の片隅に置いておきたいところです。

米株は小幅安もVIXは低下|金利は上昇

株式市場に目を向けると、金曜はやや複雑な動きでした。

📊 金曜(8/14)の株と金利

  • 米株3指数はそろって小幅安(ナスダック-0.28%、S&P500-0.17%、ダウ-0.20%)
  • ただしVIXは-2.60%の14.25と低下。強いリスクオフではない
  • 米10年債利回りは+5.5bpの4.696%。株安でも長期金利は上昇
  • 週明けの日経225先物は、金曜終値比+182.5円と反発

金曜の米株は、3指数がそろって小幅安となりました。ただし、VIX(恐怖指数)は-2.60%と低下し、14.25という低い水準にあります。株が下げても、市場全体が強い不安に包まれているわけではなく、あくまで高値圏での小幅な調整、という受け止めです。
一方で、目につくのが米10年債利回りです。金曜は+5.5bp上昇し、4.696%となりました。株が小幅安になるなかで、長期金利は上昇しています。これは、先週前半の「金利低下+株高」とは、少し違う組み合わせです。金利の動きは、為替にも影響しやすいため、来週にかけての金利の方向は、引き続き注目しておきたいところです。
そして週明けの日経225先物は、金曜終値比で+182.5円と反発しています。先週後半の株式リスクオンの流れは、大きくは崩れていない、と見ることができます。

週明けのお金の流れ|日経は反発、原油は下落

ここまでの動きを、週明けの資金の流れとして、いったん整理しておきます。

🧭 週明けの資金の流れ(14市場から)

  • 反発している市場:日経225先物(金曜終値比+182.5円)
  • 下落している市場:WTI原油(約-0.96%)、ゴールド(約-0.15%)、ドル指数(約-0.10%)
  • クロス円(ユーロ円・ポンド円)は高値圏を維持
  • 原油は週明けから売られ、商品にはやや上値の重さ

週明けの時点では、日経225先物が反発する一方で、原油・ゴールド・ドル指数は、そろってやや軟調です。とくに原油は、先週の反落に続いて、週明けも売られています。商品市場には、依然として上値の重さが残っています。
クロス円は、金曜の上昇分を保ったまま、高値圏で推移しています。ドル円が159円台で膠着するなか、ユーロ円やポンド円が、相対的にしっかりしている点は、今週の一つの特徴です。
このように、単体のチャートだけを見るのではなく、「どの市場からお金が抜けて、次にどこへ向かっているのか」を意識すると、相場の大きな流れがつかみやすくなります。

ゴールドとBTC|商品は上値が重く、BTCは方向感が弱い

資金の流れをもう少し細かく見ると、金曜から週明けにかけて、ゴールドとビットコイン(BTC)の動きにも、特徴が出ています。

ゴールドは、金曜こそ小幅に上昇しましたが、週明けは再び軟調に転じています。先週、4,500ドルの節目で上値の重さが出て以降、方向感を欠いた値動きが続いています。当面は、4,400ドル台を維持できるかどうかが、一つの目安になりそうです。ここを保てるなら反発の余地がありますが、明確に割り込むようだと、短期的な流れは下向きになりやすくなります。
ビットコインは、週明けの時点で6万2,800ドル前後と、やや弱い動きです。先週、米株が上昇した局面でも、BTCは連動して大きく上がることはありませんでした。株高がすべてのリスク資産に波及する、幅広いリスクオンとはなっていない、ということです。BTCは、相対的に弱い状態が続いています。
このように、株・債券・商品・仮想通貨が、それぞれ違う動きをしています。すべてが同じ方向に動く「一方通行」の相場ではなく、市場ごとに資金の向かい先が分かれている点が、今の相場の特徴です。だからこそ、単体のチャートではなく、市場全体のお金の流れを見ることが、大切になります。

中東情勢|米イランの停戦期限、原油は週明け下落

今週の相場を語るうえで、引き続き見ておきたいのが、中東情勢です。とくに、原油の動きと直結しています。

🛢️ 中東情勢のポイント

米国とイランの間では、8月16日前後が、一つの停戦合意の期限とされてきました。ただし、市場では、この合意はすでに事実上、無効化しているとの見方が強くなっています。ホルムズ海峡の再開に向けた交渉も、依然として合意には至っていません。
それでも、週明けの原油は下落しています。これは、地政学リスクが後退したというより、先週後半からの「商品売り」の流れが続いている面が大きいと考えられます。供給不安そのものが、完全に解消したわけではありません。
もし今後、停戦の枠組みが改めて崩れたり、ホルムズ海峡をめぐる緊張が再燃したりすれば、原油は再び上昇に転じる可能性があります。原油が下がっている今も、中東情勢は引き続き注視しておきたい材料です。

原油が再び上昇すれば、輸入物価を通じてインフレ懸念が再燃し、金利や株にも波及しやすくなります。日本にとっても、原油高はエネルギーコストの上昇に直結するため、他人事ではありません。原油が下がっている局面こそ、次の材料に注意しておきたいところです。

本日(8/17)の経済指標|日本GDPと、今週のイベント

本日は、朝に日本の重要指標が発表されました。また、今週は週末のジャクソンホールに向けて、注目イベントが続きます。

時刻 指標・イベント 重要度 前回
08:50 🇯🇵 日 実質GDP 1次速報 第2四半期 ★★★ 前期比+0.5%
16:00 🇨🇳 中 小売売上高・鉱工業生産 7月 ★★ 小売+1.0%
21:30 🇨🇦 加 消費者物価指数(CPI)7月 ★★ 前年比+2.8%
21:30 🇺🇸 米 NY連銀製造業景気指数 8月 15.6

本日の最大の注目は、朝8時50分に発表された日本の4-6月期GDP1次速報です。個人消費などを背景に、3四半期連続のプラス成長が見込まれていました。日本の景気が底堅いことが確認されれば、日銀の利上げ観測を支える材料となり、円買いにつながりやすくなります。逆に、景気の弱さが示されれば、早期利上げ観測の後退から、円の上値が抑えられる可能性もあります。
夜には、カナダのCPIや、米国のNY連銀製造業景気指数もあります。本日はカナダCPIがあるため、相関トレードのカナダドル絡みのペアは、その前後で振れやすくなる可能性があります。
そして今週は、水曜に米FOMC議事要旨、金曜に日本の全国CPI、週末にジャクソンホール会議と、金融政策に関わるイベントが続きます。早朝トレードは、いずれも夜のイベントより前に完結しますので、ポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、イベントをまたいで引っ張らないようにします。

前営業日(8/14)のトレード結果|ドル円が+42.0pips

前営業日となる金曜(8/14)の早朝トレードは、以下の結果となりました。

  • ドル円:+42.0pips(利益確定)
  • ユーロ円:ノートレード(逆指値に未到達)
  • ポンド円:ノートレード(逆指値に未到達)

金曜は、ドル円が+42.0pipsの利益確定となりました。ユーロ円とポンド円は、いずれも逆指値に届かず、ノートレードです。合計は+42.0pipsのプラスです。
金曜は、ドル安が主役となり、ドル円が下押しする場面がありました。売り逆指値のみの設定だったドル円が、この下げをとらえて約定し、リミットに到達したかたちです。ドル安の流れが、うまく設定にかみ合いました。
一方で、ユーロ円とポンド円は、クロス円が上昇したため、売り逆指値には届きませんでした。同じ日でも、ドル円は下げ、クロス円は上げ、という「ドル安・円は限定的」な相場を、そのまま反映した結果です。1ペアでも、こうして条件に合ったところで利益を確定できると、月間の収支は安定します。

これで、8月の早朝トレードは+147.6pipsとなりました。プラス圏を、さらに伸ばした形です。

月間収支(8/14終了時点)

📊 8月の収支(8/14終了時点)

早朝トレード:+147.6pips
相関トレンドトレード:+48.2pips

前営業日(8/14)の相関トレンドトレード結果

金曜の相関トレンドトレードは、+62.3pipsのプラス決済でした。
8月の相関は、+48.2pipsとなっています。
相関トレードは、8月前半は苦しい流れが続いていましたが、木曜・金曜と大きなプラスが続き、ついに月間でもプラスに転じました。マイナス圏からの回復が、はっきりとかたちになってきています。
とはいえ、良い流れのときこそ、油断は禁物です。本日も「CAD/JPY×USD/CAD」の組み合わせで、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。本日はカナダCPIを控えていますので、21時までに決済するルールを守ります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 日本の利上げは、なぜ円高(円が買われる)につながりやすいのですか?

利上げによって、円で運用したときの金利が上がり、円の魅力が高まるためです。
為替は、通貨ごとの金利差に、大きく影響されます。金利の高い通貨は、持っているだけで多くの利息が得られるため、買われやすくなります。
これまで、日本の金利は、米国など海外の金利に比べて、かなり低い状態が続いてきました。そのため、金利の低い円を売って、金利の高いドルなどを買う動きが強く、これが円安の一因となってきました。
ここで日本が利上げをすると、円で運用したときの金利が上がります。海外との金利差が縮まるため、円を売ってドルを買う動きが弱まり、逆に円が買い戻されやすくなります。
今週注目されている日銀の利上げ観測は、この「金利差の縮小」を通じて、円の下値を支える材料と考えられています。
ただし、実際には、利上げ観測だけで円が大きく買われるとは限りません。米国の金利が依然として高い場合、金利差はなお大きく残るため、円買いが限定的にとどまることもあります。

Q2. 「ドル安」と「円高」は、どう違うのですか?

ドル安はドルが弱い状態、円高は円が強い状態で、原因が異なります。
ドル円が下がるとき、その理由は大きく二つに分けられます。一つは「ドルが弱いから下がる(ドル安)」、もう一つは「円が強いから下がる(円高)」です。
見分けるヒントになるのが、クロス円(ユーロ円やポンド円)の動きです。
円が全面的に強い「円高」なら、ドル円だけでなく、ユーロ円やポンド円も一緒に下がります。
一方、「ドル安」が主役なら、ドル円は下がっても、ユーロ円やポンド円はむしろ上がることがあります。ドルが売られた分、他の通貨が買われるためです。
金曜(8/14)は、まさに後者でした。ドル円は-17pipsと下げましたが、ユーロ円は+46pips、ポンド円は+54pipsと上昇しています。つまり、金曜の下げは「円高」ではなく「ドル安」が主役だった、と判断できます。
このように、ドル円だけでなくクロス円もあわせて見ることで、その下げが「ドルの事情」か「円の事情」かを、見分けやすくなります。

Q3. ジャクソンホール会議は、なぜ為替相場で注目されるのですか?

FRB議長の講演が、今後の金融政策の方向を示唆する場になってきたためです。
ジャクソンホール会議は、米国で毎年夏に開かれる、世界の中央銀行関係者が集まる経済シンポジウムです。
この会議でとくに注目されるのが、FRB(米国の中央銀行)議長の講演です。過去には、この講演が、金融政策の大きな方向転換を示唆する場となってきました。
金融政策の方向、とくに金利をどうするかは、為替相場を動かす、もっとも大きな要因の一つです。そのため、議長が今後の政策運営について何を語るかに、市場の関心が集まります。
今年は、米国の利上げ観測が後退するなかでの開催です。FRBが今後の見通しをどう語るかによって、ドルの方向が左右される可能性があります。
今週は、日本側で利上げ観測が高まる一方、週末に米国のジャクソンホールが控えるという構図です。日米の金融政策が同じ週に意識されるため、為替相場にとって、重要な一週間になりそうです。

Q4. 逆指値でのエントリーには、どんな狙いがあるのですか?

相場が動き出したことを確認してから、その方向についていくための注文方法です。
逆指値とは、「今より不利に見える価格」に置く注文のことです。買いなら現在値より上、売りなら現在値より下に置きます。
一見すると、わざわざ高いところで買い、安いところで売るのは、損に見えるかもしれません。ですが、これには理由があります。
相場が上に抜けたということは、上向きの勢いが出たということです。そのタイミングで買いを約定させれば、動き出した流れに乗ることができます。売りも同じで、下に抜けた勢いをとらえます。
逆に、まだ動いていない相場に、あてずっぽうで飛び乗ると、そのまま逆方向に動いて損切りになりやすくなります。
逆指値は、相場が自分で方向を示してくれるのを待ってから入る、いわば「確認してから乗る」注文方法です。
リッチの早朝トレードでは、この逆指値を使い、あらかじめストップ(損切り)とリミット(利益確定)もセットで置いておきます。エントリーから決済までを、感情を挟まずに、機械的に完結できるのが強みです。

Q5. 週明けの月曜は、相場で何に気をつけるべきですか?

週末に材料が出ていると、寄り付き直後に値が飛びやすい点に注意が必要です。
為替市場は、週末は基本的に取引が止まっています。その間に、大きなニュースや出来事があると、週明けの取引開始とともに、価格が前の週の終値から大きく離れて始まることがあります。これを「窓を開ける」と言います。
とくに、地政学リスクや、要人の発言、政治的な動きなどが週末に出ると、月曜の朝は値動きが荒くなりやすくなります。
また、月曜の早い時間は、市場に参加している人がまだ少なく、流動性が低いため、わずかな注文でも値が動きやすい傾向があります。
そのため、週明けの月曜は、いつも以上に、想定外の値動きに注意しておく必要があります。
本日も、ドル円で買い逆指値と売り逆指値を出し、相場が動き出した方向をとらえられるようにしていますが、値が飛んだときには、決めたストップとリミットを守ることが、いっそう大切になります。

Q6. 月間の収支がプラスに転じたときこそ、気をつけることはありますか?

流れが良いときほど、ロットを上げすぎず、ルールを崩さないことが大切です。
相関トレードは、8月前半はマイナスが続いていましたが、木曜・金曜と大きなプラスが出て、月間でもプラスに転じました。良い流れになってきたところです。
こうして調子が上向いたときには、「もっと取れるはずだ」という気持ちが出やすくなります。ですが、ここでロットを一気に上げたり、いつもと違うタイミングでエントリーしたりすると、これまで積み上げた利益を、一度に失いかねません。
相場は、良い流れがいつまでも続くとは限りません。プラスに転じた直後こそ、油断せず、いつも通りのロットで、いつも通りのルールを守ることが、結果的に収支を安定させます。
勝っているときも、負けているときも、やることは同じです。決めた設定で入り、決めたルールで決済する。この積み重ねが、月間、そして年間の収支につながっていきます。
好調なときほど、淡々と。これが、長く相場を続けるうえで、大切な姿勢だと考えています。

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今週は、日本銀行の利上げ観測が主役となり、週末にはジャクソンホール会議も控える、金融政策の分岐点となりうる一週間です。
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