今日は英国の雇用統計です✨
おはようございます✨リッチです🍀
本日8月18日(火)朝の時点で、ドル円は159.47円。
ユーロ円184.60円、ポンド円215.99円、ゴールド4471ドル前後、原油84.12ドル前後で推移しています。
昨日の相場は、先週後半までとは、空気がはっきり変わりました。最大の主役は、原油の急伸です。WTI原油は+3.23%と大きく上昇し、1日の値幅は4.08%に達しました。これを受けて、米長期金利は上昇し、米株3指数はそろって下落、VIX(恐怖指数)も+6.60%と上昇しています。先週後半の「VIX低下+株高」とは、明確に逆の組み合わせです。
ただし、これは単純な「全面リスクオフ」ではありません。株が売られる一方で、ゴールドは+0.78%、ビットコインは+2.33%と上昇しています。つまり、恐怖ですべての資産から逃げているのではなく、株から抜けた資金が、原油・金・BTCへと分散している「選別相場」です。本日は、この「原油急伸によるインフレ警戒の再燃」と、「資金が分散する選別相場」の中身を、14市場のマネーフローから整理していきます。
本日(8/18)の相場|今日の重要ポイント
まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。
- ドル円159.47円、ユーロ円184.60円、ポンド円215.99円で推移
- 昨日の最大の主役はWTI原油の急伸(+3.23%、値幅4.08%)
- 原油上昇を受け、米10年債利回りは+2.5bpの4.721%へ上昇
- 米株3指数はそろって下落(ナスダック-0.32%、S&P500-0.52%、ダウ-0.51%)
- VIXは+6.60%の15.19。先週の「VIX低下+株高」から空気が一変
- ただしゴールド+0.78%、BTC+2.33%と上昇。全面リスクオフではない
- 為替は比較的低ボラ。ドル指数(DXY)は-0.10%とやや軟調
- それでもドル円・クロス円は上昇。ドル高というより円安が残る
- 今週は水曜のFOMC議事要旨、来週末のジャクソンホール会議が焦点
本日のトレード戦略(2026/8/18 火)
本日のトレード設定は以下のとおりです。
本日はドル円・ユーロ円・ポンド円の3ペアとも、買い逆指値と売り逆指値を出す設定です。
💵 USD/JPY(ドル円)
💶 EUR/JPY(ユーロ円)
💷 GBP/JPY(ポンド円)
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上の逆指値・ストップ・リミットの数値は、完全無料の専用ツールを使って、そのままご自身の口座に自動で反映できます。毎朝の注文設定の手間や、刺さった注文の取りこぼしをなくしたい方は、記事後半の「トレードを再現する方法」をご覧ください。
本日の注意事項
⚠️ 本日の注意事項
- 昨日は原油が急伸し、VIXも上昇しました。相場の空気が先週後半から変わった点に注意します。
- 本日は15:00に英雇用統計、21:30に米輸入物価指数・住宅着工件数、23:00に米中古住宅販売成約指数があります。
- ポンド円を持っている場合は、英雇用統計の前後で振れやすくなる可能性があります。
- ドル円は159円台の高値圏で、160円が近づくと介入警戒が再び意識されやすい水準です。
- 早朝トレードでポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、指標をまたいで引っ張らないようにします。
✨ 本日の相関トレンドトレード(2026/8/18)|CAD/JPY×USD/CAD
本日11時の成行エントリーは、「CAD/JPY×USD/CAD」の組み合わせです。
カナダ円のロングと、米ドル/カナダドルのショートです。昨日と同じ組み合わせで、カナダドルを買う目線です。
- 📈 CAD/JPY ロング(買い)
- 📉 USD/CAD ショート(売り)
📝 本日の相関トレードの構造
CAD/JPYロング(カナダドル買い・円売り)と、USD/CADショート(米ドル売り・カナダドル買い)の組み合わせです。芯にあるのは、カナダドル買いの目線です。
本日、この組み合わせを選ぶ背景の一つが、昨日の原油急伸です。カナダドルは、原油価格との関係が深い通貨です。原油が上昇する局面では、産油国であるカナダの通貨も、支えられやすくなる傾向があります。昨日WTIが+3.23%と大きく上昇したことは、カナダドルにとって、下支えの材料になりやすい環境です。
昨日(8/17)の相関トレードは+21.9pipsのプラス決済でした。これで8月の相関は+70.1pipsとなり、月初のマイナス圏から、しっかりとプラスを積み上げています。良い流れが続いていますが、ここで欲張らず、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。
基本ルール|相関トレード:
- 11時に成行エントリー
- エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
- 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済
⚠️ 相関トレードの注意事項:本日は原油が大きく動いており、カナダドル絡みのペアは、原油の値動きに影響を受けやすくなっています。相関トレードも、早朝トレードと同じく21時までに全決済のルールを徹底します。
指標前後は動意が乏しくなる場面もあり、相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止です。
詳しい相場分析|原油急伸が変えた、相場の空気
ここからは、昨日の相場を順に整理していきます。
昨日の相場を理解する出発点は、原油の急伸です。この一つの動きが、金利・株・VIXへと波及し、相場全体の空気を変えました。一方で、金やBTCは上昇しており、単純なリスクオフでは説明できない部分もあります。順番に見ていきます。
昨日の主役はWTI原油|+3.23%の急伸
まず、昨日の最大の主役である、WTI原油から見ていきます。
🔥 昨日のWTI原油
- WTI原油:+3.23%(84.10ドルへ上昇)。1日の値幅は4.08%と大きい
- 安値80.85ドルから高値84.17ドルまで、一気に切り返した
- 今朝も84.12ドルとほぼ前日高値。上昇後もほとんど売り戻されていない
- 背景は、米国とイランの和平協議をめぐる不透明感の高まり
WTI原油は、昨日+3.23%と大きく上昇し、84.10ドルで終えました。1日の値幅は4.08%に達し、14市場の中でも、際立って大きな動きでした。安値の80.85ドルから、高値の84.17ドルまで、一気に切り返しています。
そして今朝も84.12ドルと、ほぼ前日高値の水準を保っています。大きく上昇したあとも、ほとんど売り戻されていないのは、強い形です。
この背景にあるのが、中東情勢です。米国とイランの和平協議をめぐって、不透明感が高まったことが、原油の買いにつながりました。原油は、3営業日ぶりの反発となっています。本日の原油は、上は前日高値の84.17ドル、そして心理的節目の85ドルが、まず意識される水準です。下は前日安値の80.85ドルが、当面の下値のメドとなります。
なぜ原油高が、これほど重要なのか
原油の上昇は、原油だけの話では終わりません。市場全体へ、次のように波及していきます。
🔗 原油高が市場に波及する流れ
🔥 原油上昇
↓
🔥 インフレ再燃への警戒
↓
📈 米長期金利の上昇
↓
📉 株式のバリュエーションに逆風
↓
🛡 VIXの上昇
原油が上がると、ガソリンや輸送コストなどを通じて、物価全体を押し上げる懸念が高まります。これが、いったん落ち着いていたインフレへの警戒を、再び呼び起こします。
インフレ警戒が強まると、それを抑えるための金利が、上昇しやすくなります。金利が上がると、とくに将来の成長を期待して買われるハイテク・グロース株にとっては、重荷となります。そして、株式の先行き不安が高まることで、VIXも上昇します。
昨日の相場は、まさにこの流れをたどりました。原油+3.23%、米10年債利回りの上昇、米株3指数の下落、VIXの上昇。これらがそろって起きたのは、偶然として片付けにくい組み合わせです。
米10年債利回りは4.721%へ上昇
原油高を受けて、米長期金利も上昇しました。
📈 米10年債利回りの動き
- 米10年債利回り:4.721%(前日比+2.5bpの上昇)
- 日中は安値4.668%まで低下したが、結局4.72%台まで戻した
- 金利低下を維持できず、高い水準へ戻っている状態
- 本日は4.72%〜4.75%のゾーンが、株にとって重要
米10年債利回りは、前日から+2.5bp上昇し、4.721%となりました。日中は、いったん安値の4.668%まで低下する場面もありましたが、結局は4.72%台まで戻しています。金利を低い水準に保てず、高いところへ戻ってきた、という点が重要です。
本日は、まず4.72%、そして4.75%というゾーンを見ています。ここから4.75%方向へ上昇するようだと、ナスダックやS&P500といった株式には、さらに重荷になりやすくなります。逆に、4.70%を割り込み、4.65%台へ戻るようなら、昨日の金利上昇はいったん一服した、と判断しやすくなります。金利の方向は、株式にも為替にも影響しますので、本日の重要な観察ポイントです。
米株3指数は下落、VIXは上昇
原油高と金利上昇を受けて、米株は明確に売られました。
📉 米株とVIX
- 米株3指数はそろって下落(ナスダック-0.32%、S&P500-0.52%、ダウ-0.51%)
- VIXは+6.60%の15.19へ上昇。先週の「株安でもVIX低下」から一変
- ただしVIXの水準は15台で、20〜25のパニック水準には遠い
- 「楽観からやや警戒側へ傾いた」という程度の温度感
米株は、ナスダック-0.32%、S&P500-0.52%、ダウ-0.51%と、3指数そろって下落しました。原油高と金利上昇の組み合わせが、株式には明確な重荷になっています。
今回、先週までと大きく違うのが、VIXです。VIXは+6.60%上昇し、15.19となりました。先週は「株が下がってもVIXは低下」という場面が続いていましたが、今回は「株安+VIX上昇」です。市場の警戒感が、一段上がったことを示しています。
ただし、VIXの水準そのものは、15台です。20や25といったパニック水準には、まだ遠い位置にあります。ですので、「市場が恐怖に包まれている」というほどではなく、あくまで「先週までの楽観的な空気から、少し警戒側へ傾いた」という程度です。本日のリスク温度は、中立からややリスクオフ寄り、と見ています。
株安でも金とBTCは上昇|資金は分散している
ここまでは「リスクオフ」的な動きですが、それだけでは説明できない部分があります。金とBTCの上昇です。
🥇 金とBTCの動き
- ゴールド:+0.78%(4,471ドルへ上昇)。金利上昇下でも買われた
- BTC:+2.33%(64,386ドルへ上昇)。安値から一気に切り返す強い反発
- 株安・VIX上昇のなかでも、金とBTCには資金が入った
- 「全面リスクオフ」ではなく、資金が分散する「選別相場」
ゴールドは+0.78%上昇し、4,471ドルとなりました。通常、金利の上昇は、利息を生まない金にとっては逆風になりやすいものです。それでも金が上昇したのは、原油急騰によるインフレ懸念や、株安に対する「逃避先」として、ヘッジ資金が入った側面が強いと考えられます。本日の金は、上は前日高値の4,486ドル、そして心理的節目の4,500ドルが、大きな壁となります。
BTC(ビットコイン)は、さらに強い動きでした。+2.33%上昇し、64,386ドルとなっています。安値の62,769ドルまで売られたあと、64,622ドルまで一気に切り返しました。株が売られ、VIXが上昇するなかで、通常ならBTCにも売り圧力が出やすいところですが、今回は逆に買われています。
つまり、昨日の相場は「市場全体がリスク資産から一斉に逃げる」全面リスクオフではありません。株から抜けた資金が、原油・金・BTCへと向かう、「選別相場」だった、と整理できます。本日のBTCは、下は64,000ドル、上は前日高値の64,622ドルが、当面の目安です。
為替は低ボラ|ドル安でもクロス円は上昇
これだけ原油やBTCが動いた一方で、為替は比較的落ち着いていました。ただし、中身には注目すべき点があります。
💱 昨日の為替
- 値幅はドル円75pips、ユーロ円65pips、ポンド円74pipsと、比較的静か
- ドル指数(DXY)は-0.10%とやや軟調
- それでもドル円+16pips、ユーロ円+27pips、ポンド円+30pipsと上昇
- ドルが弱いのにクロス円が上昇=ドル高ではなく「円の弱さ」
為替の値幅は、ドル円75pips、ユーロ円65pips、ポンド円74pipsでした。原油が+3.23%も動いたわりには、為替の反応は限定的で、比較的静かな一日でした。
ここで注目したいのが、ドル指数(DXY)です。DXYは-0.10%と、やや下がっています。ドルが全体として弱かった、ということです。ところが、ドル円は+16pips、ユーロ円は+27pips、ポンド円は+30pipsと、いずれも上昇しました。
ドルが弱いのに、円を対価とする通貨ペアが上昇したということは、ドルが強かったからではなく、それ以上に円が弱かった、と見るのが自然です。とくにユーロ円は184.60円、ポンド円は215.99円と、高値圏を維持しています。円の弱さが、依然として残っていることを示しています。
📝 リッチの見解と注目ポイント
私(リッチ)が本日とくに意識しているのは、この「円の弱さ」がどこまで続くか、という点です。
背景を少し補足します。先週発表された米国の経済指標は、小売売上高や消費者信頼感が、予想を下回る弱い内容でした。これを受けて、市場ではFRBの早期利上げ観測が後退し、ドルはじわりと売られやすくなっています。それでもドル円が159円台を保っているのは、ドルの弱さを打ち消すほど、円側が弱いためです。
ドル円の上値のメドは、前日高値の159.60円です。ここを明確に突破して維持できれば、160円という節目が、再び視野に入ります。逆に、下値では159.00円、そして158.85円が目安です。ここを割り込むようだと、ようやくドル安が、ドル円にも効き始めた、という見方に切り替えます。
ただし、160円に近づくほど、当局による円安けん制や介入への警戒が強まりやすい水準でもあります。7月末に日米で協調介入が行われた経緯もあり、上値では、この点に注意しておきます。今週は、水曜のFOMC議事要旨、そして来週末のジャクソンホール会議と、米国の金融政策をめぐるイベントが控えています。ドルの方向を決める材料が続くため、その手前での値動きは、限定的になりやすいことも、頭に入れておきます。
日経225先物は底堅い|米株安との強弱差
米株が下落する一方で、日経225先物は、相対的にしっかりしています。
日経225先物は、前日比+242.5円(+0.35%)と上昇し、今朝も69,060円と、69,000円台を維持しています。米株3指数が下落したわりには、日経先物は底堅い動きです。ここに、市場ごとの強弱の差が出ています。
本日の日経は、上は69,550円前後が壁となります。ここを超えて69,500円台を維持できれば、再び70,000円方向が意識されます。一方、下は68,500円が目安です。ここを明確に割り込むようだと、米株安やVIX上昇の影響が、日本株にも本格的に波及してきた、と考えやすくなります。
米株が弱いなかで、日経先物がどこまで底堅さを保てるかは、本日の一つの見どころです。円安が日本株を下支えしている面もあり、為替の動きとあわせて見ておきたいところです。
今朝の資金の流れ|株・債券から、原油・金・BTCへ
ここまでの動きを、14市場全体のお金の流れとして、整理しておきます。
🧭 昨日の資金の流れ(14市場から)
- 資金が向かった先:WTI原油、ゴールド、BTC
- 資金が抜けた先:米株3指数、米国債(利回り上昇=価格下落)
- 株と債券の両方から資金が抜け、原油・金・BTCへ分散
- 「全面リスクオフ」ではなく、逃げ先が分かれる選別相場
昨日は、米株3指数から資金が抜けました。さらに米国債も、利回りが上昇した=価格としては下落したため、債券からも資金が抜けています。株と債券の両方から、同時に資金が流出したかたちです。
その資金が向かった先が、原油・金・BTCです。とくに原油は+3.23%、BTCは+2.33%と大きく上昇し、金も+0.78%と底堅く推移しました。
このように、株・債券から資金が抜け、原油・金・BTCへと分散する動きは、かなり特徴的です。恐怖ですべてから逃げているのではなく、逃げ先が選別されている。だからこそ、単体のチャートではなく、「どこから資金が抜けて、次にどこへ向かっているのか」を見ることが、今朝は特に大切になります。
中東情勢|米イランの和平協議、不透明感が原油を押し上げ
昨日の原油急伸の直接のきっかけとなったのが、中東情勢です。ここを整理しておきます。
🛢️ 中東情勢のポイント
昨日の原油上昇は、米国とイランの和平協議をめぐる不透明感が高まったことが、主なきっかけとされています。ホルムズ海峡の再開に向けた交渉も、依然として合意には至っておらず、膠着した状態が続いています。
ホルムズ海峡は、世界の原油供給の重要な航路です。ここでの緊張が高まったり、交渉が難航したりすると、供給不安から原油に上昇圧力がかかります。昨日の3営業日ぶりの反発は、まさにこの供給不安を映した動きです。
今後、和平協議に前向きな進展が見られれば、原油はいったん反落しやすくなります。逆に、協議が決裂したり、緊張がさらに高まったりすれば、原油はもう一段上昇する可能性があります。原油の方向は、インフレ警戒を通じて、金利・株・為替のすべてに波及します。中東情勢は、本日も最重要の観察材料です。
原油高が続けば、インフレ警戒から金利上昇圧力が強まり、株にはさらに逆風となりやすくなります。日本にとっても、原油高はエネルギーコストの上昇に直結するため、他人事ではありません。昨日の急伸が一過性で終わるのか、それとも中期的な原油高の流れに戻るのか、本日の値動きを慎重に見ておきます。
本日(8/18)の経済指標|英雇用統計と、夜の米指標
本日は、日中に英国の雇用統計、夜に米国の複数の指標が予定されています。とくに原油高でインフレ警戒が高まっているなか、夜の米輸入物価指数には注目です。
| 時刻 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 |
|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 🇬🇧 | 英 雇用統計 7月(失業率) | ★★ | 4.4% |
| 18:00 | 🇩🇪 | 独・ユーロ圏 ZEW景況感指数 8月 | ★ | 26.3 |
| 21:30 | 🇺🇸 | 米 輸入物価指数・住宅着工件数 7月 | ★ | 輸入物価+0.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 米 中古住宅販売成約指数 7月 | ★★ | 前月比-5.4% |
日中は、15:00の英雇用統計が注目です。失業率や賃金の動向は、英中銀の金融政策の見通しに関わり、ポンドの動きにつながります。ポンド円を持っている場合は、この前後で振れやすくなる可能性があります。
夜は、21:30の米輸入物価指数がポイントです。原油高でインフレ警戒が高まっているなか、輸入物価がどう出るかは、インフレの先行きを占う材料になります。あわせて住宅着工件数、23:00には中古住宅販売成約指数もあり、米国の住宅市場の動向も確認できます。
そして今週は、水曜(8/19)に米FOMC議事要旨が公表されます。市場では、9月の利上げ観測が後退するなか、その手がかりを探る動きが出そうです。さらに来週末には、ジャクソンホール会議が控えており、FRB議長の講演が最大の焦点となります。早朝トレードは、いずれも夜の指標より前に完結しますので、ポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、指標をまたいで引っ張らないようにします。
前営業日(8/17)のトレード結果|ポンド円が+8.0pips
前営業日となる月曜(8/17)の早朝トレードは、以下の結果となりました。
- ドル円:ノートレード(逆指値に未到達)
- ユーロ円:ノートレード(逆指値に未到達)
- ポンド円:+8.0pips(利益確定)
月曜は、ポンド円が+8.0pipsの利益確定となりました。ドル円とユーロ円は、いずれも逆指値に届かず、ノートレードです。合計は+8.0pipsのプラスです。
月曜は、為替が全体的に落ち着いた一日でした。クロス円が高値圏で底堅く推移するなか、ポンド円が上方向に動いて、買いの逆指値をとらえたかたちです。値幅こそ大きくありませんでしたが、条件に合ったところで、着実に利益を確定できました。
プラスの幅が小さい日でも、負けずにプラスで終えられれば、月間の収支は着実に積み上がります。大きく取ることよりも、負けを小さく抑え、勝てるところで確実に取る。この積み重ねが、安定した収支につながります。
これで、8月の早朝トレードは+155.6pipsとなりました。プラス圏を、着実に伸ばしています。
月間収支(8/17終了時点)
📊 8月の収支(8/17終了時点)
早朝トレード:+155.6pips
相関トレンドトレード:+70.1pips
前営業日(8/17)の相関トレンドトレード結果
月曜の相関トレンドトレードは、+21.9pipsのプラス決済でした。
8月の相関は、+70.1pipsとなっています。
相関トレードは、8月前半こそ苦しい流れでしたが、先週の木曜・金曜と大きなプラスが続き、月曜も+21.9pipsを上乗せしました。マイナス圏からの回復が、しっかりとかたちになっています。
良い流れが続いていますが、こうしたときこそ、油断せずに、いつも通りを続けることが大切です。本日も「CAD/JPY×USD/CAD」の組み合わせで、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。本日は原油が大きく動いていますので、カナダドル絡みのペアは、その影響を意識しつつ、21時までに決済するルールを守ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 原油が上がると、なぜ株が下がりやすくなるのですか?
原油高がインフレ警戒を強め、金利上昇を通じて株の重荷になるためです。
原油は、ガソリンや灯油、輸送コスト、電気代など、さまざまなものの価格に影響します。原油が上がると、これらを通じて、物価全体が押し上げられやすくなります。つまり、インフレへの警戒が強まります。
インフレが進むと、それを抑えるために、金利が引き上げられやすくなります。また、市場でも、将来の金利が高くなることを見込んで、長期金利が上昇します。
金利が上がると、株にとっては逆風です。とくに、将来の成長を期待して買われるハイテク・グロース株は、金利が高いと、その将来の利益の価値が割り引かれてしまうため、売られやすくなります。
昨日は、まさにこの流れでした。WTI原油が+3.23%と急伸し、米10年債利回りが+2.5bp上昇、米株3指数はそろって下落しました。
このように、原油は原油だけで完結せず、金利や株にまで波及します。原油の動きを見ておくことは、株や為替を考えるうえでも、重要な手がかりになります。
Q2. 「全面リスクオフ」と「選別相場」は、どう違うのですか?
すべての資産が売られるのが全面リスクオフ、逃げ先が分かれるのが選別相場です。
「リスクオフ」とは、投資家が値動きの大きい資産(リスク資産)を避け、安全とされる資産へ資金を移す動きのことです。
このリスクオフが極端に進むと、株も、仮想通貨も、時には金までも、あらゆる資産が一斉に売られることがあります。これが「全面リスクオフ」です。市場全体が、強い恐怖に包まれている状態です。
一方、昨日の相場は、少し違いました。米株は下落し、VIXは上昇しましたが、その裏で、ゴールドは+0.78%、BTCは+2.33%と上昇しています。
つまり、株から抜けた資金が、消えてなくなったのではなく、原油・金・BTCといった別の資産へ向かった、ということです。逃げ先が選別されている、この状態を「選別相場」と呼びます。
両者を見分けるヒントは、株が下がったときに、金やBTCも一緒に下がっているかどうかです。一緒に下がっていれば全面リスクオフ、金やBTCが上がっていれば選別相場、と判断する目安になります。
昨日は後者でした。市場全体が恐怖に包まれているわけではない、という点は、相場の温度感をつかむうえで重要です。
Q3. 金利が上がると金は下がりやすいのに、なぜ昨日は金が上がったのですか?
インフレ警戒や株安に対する「逃避先」としての金買いが、勝ったためです。
金は、持っていても利息を生みません。そのため、金利が上がって、預金や債券で得られる利息が増えると、相対的に金の魅力は下がり、売られやすくなります。これが「金利上昇は金に逆風」と言われる理由です。
ところが昨日は、米10年債利回りが上昇したにもかかわらず、金は+0.78%上昇しました。
この背景には、金のもう一つの性質があります。金は、インフレや、市場が不安定なときの「逃避先」として買われる、という側面です。
昨日は、原油が急騰してインフレへの警戒が高まり、同時に株が下落してVIXも上昇しました。こうした局面では、資産を守るための逃避先として、金に資金が向かいやすくなります。
つまり昨日の金上昇は、「金利が下がったから買われた」のではなく、「インフレ警戒と株安に対する逃避先として買われた」という側面が強い、と考えられます。
同じ金の上昇でも、その理由が「金利低下」なのか「逃避需要」なのかで、意味合いは変わってきます。背景を読み解くことが大切です。
Q4. VIX(恐怖指数)は、どのくらいの水準から警戒すべきですか?
一般に20を超えると警戒、25〜30以上でパニック的とされます。
VIXは、投資家が今後の株式市場の変動をどの程度見込んでいるかを示す指数で、「恐怖指数」とも呼ばれます。数値が高いほど、市場の警戒感が強いことを示します。
おおまかな目安として、VIXが15前後かそれ以下なら、市場は比較的落ち着いています。20を超えてくると、警戒感が高まっている状態です。そして25や30を超えると、市場がパニック的な不安に包まれている、とされることが多くなります。
昨日のVIXは、+6.60%と大きく上昇しましたが、水準そのものは15.19でした。上昇率は目立ちましたが、絶対的な水準としては、まだ落ち着いた範囲にあります。
ですので、昨日の相場は「警戒感が一段上がった」とは言えるものの、「パニックに陥った」わけではありません。
VIXを見るときは、前日比の上昇率だけでなく、今どのくらいの水準にあるのかを、あわせて確認することが大切です。上昇率が大きくても、水準が低ければ、過度に恐れる必要はありません。
Q5. カナダドルは、なぜ原油の値動きと関係が深いのですか?
カナダが主要な産油国で、原油が国の経済や輸出に大きく関わるためです。
カナダは、世界でも有数の原油産出国です。原油は、カナダにとって重要な輸出品であり、国の経済を支える柱の一つとなっています。
そのため、原油価格が上がると、カナダの輸出が潤い、経済にとってプラスに働きます。すると、カナダドルも買われやすくなります。逆に、原油価格が下がると、カナダドルには売り圧力がかかりやすくなります。
このように、カナダドルは原油価格と、同じ方向に動きやすい傾向があります。原油が上がればカナダドル高、原油が下がればカナダドル安、というイメージです。
昨日は、WTI原油が+3.23%と大きく上昇しました。これは、カナダドルにとって、下支えの材料になりやすい環境です。
本日の相関トレードで「CAD/JPY×USD/CAD」という、カナダドルを買う組み合わせを選んでいる背景にも、この原油高があります。
このように、通貨の動きを、その国の主要な輸出品や経済構造と結びつけて考えると、値動きの理由が見えやすくなります。
Q6. ドル指数が下がっているのに、ドル円が上がるのは、どういう状態ですか?
ドルの弱さ以上に、円が弱いために、ドル円が上がっている状態です。
ドル指数(DXY)は、ユーロやポンドなど、複数の主要通貨に対するドルの強さを、まとめて示した指数です。この指数が下がっているということは、ドルが全体として弱い、ということを意味します。
普通に考えれば、ドルが弱いなら、ドル円も下がりそうです。ところが昨日は、ドル指数が-0.10%と下がったのに、ドル円は+16pipsと上昇しました。
これは、ドルの弱さ以上に、円が弱かったためだと考えられます。ドル円は、ドルと円の力関係で決まります。ドルが弱くても、円がそれ以上に弱ければ、ドル円は上がるのです。
これを裏づけるのが、クロス円の動きです。昨日はユーロ円+27pips、ポンド円+30pipsと、クロス円も上昇しました。ドル以外の通貨に対しても、円が売られていたことがわかります。
つまり昨日のドル円の上昇は、「ドルが強いから」ではなく「円が弱いから」という側面が強い、と整理できます。
ドル円を見るときは、ドル指数だけでなく、クロス円もあわせて確認することで、その動きが「ドル主導」なのか「円主導」なのかを、見分けやすくなります。
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USDJPY / GBPJPY / EURJPY / BTCUSD / XAUUSD のレート&テクニカルを実況。
EMA・サポレジ(Must Line)・Pin/Outside・ブレイク→リテスト・ATR・BB・RSIなど、複数の視点から相場をウォッチします。 - 🎤 リッチ社長の声出しFXライブ(不定期)
11時頃・18時頃を目安に、リッチ本人による声出しFXライブが入ります(休む日もあります)。
リアルタイムでの目線整理、ポジションの取り扱い、最新の見立てをお届けします。
本日は、原油の急伸でインフレ警戒が再燃し、株安・VIX上昇となる一方、金とBTCには資金が入るという、選別色の強い相場です。
原油がこのまま上昇を続けるのか、それとも失速するのか。米金利、VIX、株、そしてドル円へと、どう波及していくのかを、リアルタイムで一緒に見守りましょう👇
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