【8/24FX戦略】株は反発したのに金も急騰|「リスクオンなのに金高」のねじれと、その裏にあるドル・米財政への懸念

2026年8月24日の今日のエントリーとして、早朝トレードと相関トレンドトレードを紹介するリッチFXブログのアイキャッチ画像
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リッチ

今週もよろしくお願いします✨

おはようございます✨リッチです🍀

本日8月24日(月)朝の時点で、ドル円は158.85円。
ユーロ円185.61円、ポンド円216.88円、ゴールド4674ドル前後、原油86.40ドル前後で推移しています。

今週は月曜からのスタートです。まず、直近の完全な取引日である金曜(8/21)の相場を振り返ります。金曜は、一見すると「リスクオン」の一日でした。米株3指数はそろって反発し、とくにダウは+0.98%と強い上昇。VIX(恐怖指数)も-5.50%と低下し、市場の警戒感は後退しています。

ところが、ここに一つ、見逃せない「ねじれ」があります。株が反発し、警戒感が薄れたにもかかわらず、ゴールドが+2.39%と急騰し、約3カ月ぶりの高値をつけたのです。通常、リスクオンで株が買われる局面では、安全資産とされる金は、それほど買われないことが多いものです。それが、金曜は株も金も、そろって上昇しました。本日は、この「リスクオンなのに金も強い」という、ねじれの正体を、14市場のマネーフローから読み解いていきます。

目次

本日(8/24)の相場|今日の重要ポイント

まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。

  • ドル円158.85円、ユーロ円185.61円、ポンド円216.88円で推移
  • 金曜は米株3指数が反発(ダウ+0.98%など)、VIXは-5.50%と低下
  • それでもゴールドが+2.39%と急騰し、約3カ月ぶりの高値をつけた
  • 金急騰の背景は、ドル安と、米国の財政・債券市場をめぐる懸念
  • 米10年債利回りは+4.0bpと上昇。株高と同時に金利も上がった
  • BTCは先週、78,000ドル台まで急騰。週末に一服し、今朝は77,000ドル台
  • 先週は、金とBTCへの資金流入が、非常に強い一週間だった
  • 週明けは、ドル円が159円を下回ってスタート。原油はやや下落
  • 本日の経済指標はほぼなし。今週最大の焦点は、週末のジャクソンホール会議

本日のトレード戦略(2026/8/24 月)

本日のトレード設定は以下のとおりです。
本日はドル円・ユーロ円・ポンド円の3ペアとも、買い逆指値のみという設定です。

💵 USD/JPY(ドル円)|買い逆指値のみ

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 159.029
🛑 ストップ 158.629
🎯 リミット 159.449

💶 EUR/JPY(ユーロ円)|買い逆指値のみ

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 185.914
🛑 ストップ 185.514
🎯 リミット 186.334

💷 GBP/JPY(ポンド円)|買い逆指値のみ

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 217.004
🛑 ストップ 216.604
🎯 リミット 217.554

※本日は3ペアとも、買い逆指値のみを出しています。相場が上に抜ければ買いが約定します。週明けのドル円は、金曜終値からやや円高でのスタートです。円安の流れが続いて上に抜けるのか、それとも週明けの円高が続くのかを見ながら、設定どおりに淡々と管理します。

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本日の注意事項

⚠️ 本日の注意事項

  • 本日は週明けの月曜です。週末をはさんだ分、方向感が定まりにくい場面があります。
  • 本日の経済指標は、ほぼありません。大きな材料が乏しいなかでの値動きとなります。
  • 今週は週末(8月27〜29日)にジャクソンホール会議が控えており、その手前では大きな方向感が出にくい面もあります。
  • ドル円は159円を下回ってのスタート。円安が続くのか、円高に振れるのか、方向を見極めます。
  • 先週急騰した金やBTCは、高値圏での値動きが荒くなりやすい点に注意します。ポジションを持った場合はルールどおりに決済します。

✨ 本日の相関トレンドトレード(2026/8/24)|NZD/JPY×USD/CAD

本日11時の成行エントリーは、「NZD/JPY×USD/CAD」の組み合わせです。
NZドル円のロングと、米ドル/カナダドルのショートです。

  • 📈 NZD/JPY ロング(買い)
  • 📉 USD/CAD ショート(売り)

📝 本日の相関トレードの構造

NZD/JPYロング(NZドル買い・円売り)と、USD/CADショート(米ドル売り・カナダドル買い)の組み合わせです。
NZドル円のロングは、円の弱さを利用する目線です。NZドルと、原油と関係の深いカナダドルは、どちらも資源国通貨と呼ばれ、リスク許容度が高まる局面で買われやすい傾向があります。金曜に米株が反発し、VIXが低下したような地合いが続くなら、この組み合わせは機能しやすくなります。
先週金曜(8/21)の相関トレードは-5.2pipsの小幅なマイナスでした。これで8月の相関は+107.8pipsとなっています。1回の小さな負けは、想定の範囲内です。8月は100pipsを超える良い水準を保っていますので、ここで気負わず、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。

基本ルール|相関トレード:

  • 11時に成行エントリー
  • エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
  • 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済

⚠️ 相関トレードの注意事項:本日は週明けで、大きな経済指標もなく、方向感が出にくい場面があります。資源国通貨は、株式市場のムードに影響を受けやすいため、その点を意識します。21時までに全決済のルールを徹底します。
指標前後は動意が乏しくなる場面もあり、相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止です。

詳しい相場分析|「リスクオンなのに金高」という、ねじれの正体

ここからは、金曜の相場を順に整理していきます。
金曜の相場は、表面的には「株が反発したリスクオンの日」でした。ですが、金の急騰という、その説明だけでは片付かない動きがありました。この「ねじれ」を軸に、順番に見ていきます。

金曜の米株は反発|VIXも低下

まず、金曜の株式市場から見ていきます。

📈 金曜の米株とVIX

  • 米株3指数はそろって反発(ダウ+0.98%、S&P500+0.43%、ナスダック+0.43%)
  • とくにダウが強く、500ドルを超える上昇
  • VIXは-5.50%の15.13へ低下。前日の16台から警戒感が後退
  • 金曜単体で見れば、明確にリスク警戒が和らいだ一日

金曜の米株は、ダウ+0.98%、S&P500+0.43%、ナスダック+0.43%と、3指数そろって反発しました。とくにダウの強さが目立ち、500ドルを超える上昇となっています。前日まで、金利反発を受けて売られていた反動もあり、株が買い戻された形です。
これに伴い、VIXも-5.50%と低下し、15.13となりました。前日は16台まで上昇していましたので、市場の警戒感は、明確に後退しています。
株価とVIXだけを見れば、金曜は「リスクオン」の一日でした。投資家が、値動きの大きい株を買い戻し、不安が和らいだ、という素直な絵に見えます。ところが、ここに金の急騰が加わると、話はそう単純ではなくなります。

ところがゴールドも急騰|約3カ月ぶりの高値

金曜のもう一つの主役が、ゴールドです。株が反発するなかで、金もそろって急騰しました。

🥇 金曜のゴールド

  • ゴールド:+2.39%(4,680ドル台)。1日の値幅は124.9ドルと大きい
  • 約3カ月ぶりの高値をつけ、心理的節目の4,600ドルを上抜け
  • 今朝も4,674ドル前後と、高値圏を維持
  • 株が反発するリスクオンの日に、安全資産の金も急騰した

ゴールドは+2.39%上昇し、4,680ドル台まで急騰しました。1日の値幅は124.9ドルと大きく、約3カ月ぶりの高値をつけています。心理的な節目とされてきた4,600ドルも、明確に上抜けました。今朝も4,674ドル前後と、高値圏を保っています。
ここが、金曜の相場の「ねじれ」です。通常、株が反発し、VIXが低下する「リスクオン」の日には、安全資産である金は、それほど買われないか、むしろ売られることもあります。投資家が、安全なものより、値上がりを狙える株などへ資金を向けるためです。
ところが金曜は、株も金も、そろって上昇しました。「リスクオンなのに金高」という、一見すると矛盾した動きです。この理由を読み解くことが、いまの相場を理解するカギになります。

なぜ金が急騰したのか|ドル安と、米財政・債券への懸念

では、なぜ株高のなかで、金がここまで買われたのか。その背景には、二つの要因があります。

🔍 金急騰の二つの背景

  • ① ドル安:ドル指数が約3カ月ぶりの安値付近。ドル建ての金には割安感
  • ② 米財政・債券への懸念:米国の債務増加や、財務省の国債買い戻しをめぐる不安
  • 金は「ドルや財政への不安のヘッジ(保険)」として買われた
  • だから、株高でも金が買われるという、ねじれが起きた

一つ目は、ドル安です。ドル指数(DXY)は、約3カ月ぶりの安値付近で推移しています。金はドル建てで取引されるため、ドルが安くなると、海外の投資家にとっては割安感が増し、買われやすくなります。
二つ目が、より重要な点で、米国の財政や債券市場をめぐる懸念です。先週、米財務省は、長期の国債を買い戻す規模を拡大すると発表しました。これは、長期金利の急上昇を抑えるための措置ですが、市場の一部では、こうした対応だけでは、増え続ける国の借金や、長期的な金利上昇を抑えきれないのではないか、という不安も残っています。実際、金曜には長期の債券の利回りが上昇に転じる場面もありました。
こうした「ドルや、米国の財政への不安」があると、その保険(ヘッジ)として、金が買われやすくなります。国の信用や通貨に不安があるとき、どの国にも属さない資産である金が、拠り所として選ばれるためです。つまり、金曜の金急騰は、単なるリスクオンの裏返しではなく、ドルや米財政への警戒を映した動きだった、と考えられます。だからこそ、株高と金高が、同時に起きたわけです。

米10年債利回りは上昇|株高と同時に金利も上がった

この「ねじれ」を裏づけるのが、金利の動きです。

米10年債利回りは、前日から+4.0bp上昇し、4.738%となりました。金曜は、株が反発する一方で、長期金利も上昇しています。
通常、株高の日は、リスクを取る動きが強まり、安全資産である債券は売られ、その結果、利回りは上昇しやすくなります。その意味では、株高と金利上昇は、矛盾しません。ただ、今回は、その金利上昇の一部に、米国の財政をめぐる懸念、つまり「国の借金が増え続けることへの不安」が含まれていると見られます。
金利が上がると、利息を生まない金には、通常は逆風です。それでも金が急騰したということは、金利上昇の逆風を上回るほど、ドルや米財政への不安からくる金買いが、強かったということです。株高・金利上昇・金高が同時に起きた背景には、この「財政への懸念」という、共通の糸が通っている、と整理できます。

BTCは先週78,000ドル台へ|金とともに資金が集まった

金とならんで、先週、資金が大きく集まったのがBTC(ビットコイン)です。

₿ BTCの動き

  • 先週、BTCは78,000ドル台まで急騰。節目の70,000ドル・75,000ドルを次々突破
  • 約6週間続いた狭い値動きを、上に抜けた
  • 週末に一服し、今朝は77,000ドル台で推移
  • 金とBTCへの資金流入が、非常に強い一週間だった

BTCは、先週、78,000ドル台まで急騰しました。心理的節目の70,000ドル、そして75,000ドルを次々と突破し、約6週間続いた狭い値動きのレンジを、上に抜けています。週末にはいったん上げ幅を縮め、今朝は77,000ドル台で推移しています。
この上昇には、いくつかの要因が重なっています。一つは、価格が節目を超えたことで、下落を見込んでいた売り注文が、次々と買い戻しに追い込まれ、上昇に弾みがついたことです。加えて、ビットコインを組み入れた投資商品への、資金の流入も確認されています。
金曜の相場を振り返ると、金とBTCという、性格の異なる二つの資産に、そろって資金が集まりました。ドルや米財政への不安を背景に、金には「伝統的な保険」として、BTCには「新しい価値の保存先」として、それぞれ資金が向かった。先週は、この二つへの資金流入が、非常に強い一週間だったと言えます。

📝 リッチの見解と注目ポイント

私(リッチ)が今週とくに意識しているのは、この「金とBTCへの資金流入が、今週も続くのか」という点です。金曜のねじれは、ドルや米財政への懸念という、根の深いテーマを映しています。このテーマは、一日で終わるものではありません。
そのうえで、今週の最大の焦点は、週末(8月27〜29日)のジャクソンホール会議です。今年のテーマは「金融イノベーション」で、FRB議長の講演が注目されます。ただし、今回の議長は、市場との対話を最小限にとどめる姿勢とされており、金融政策の方向を、はっきりと示すとは限らない、との見方もあります。過度な期待は禁物ですが、それでも、講演の内容次第で、ドルや金利、そして金・BTCの流れが左右される可能性があります。
本日については、経済指標がほとんどありません。大きな材料が乏しいため、週末のイベントを前に、方向感が出にくい一日になりやすいと見ています。ドル円は、159円を下回ってのスタートです。円安の流れが続いて159円台を回復するのか、それとも週明けの円高が続くのか。まずはこの方向を見極めつつ、動意が乏しければ、無理に追いかけないことを心がけます。

週明けの為替|ドル円はやや円高スタート

次に、週明けの為替の状況を確認しておきます。

💱 週明けの為替

  • ドル円は158.85円前後。金曜終値158.95円から、やや円高スタート
  • ユーロ円185.61円も小幅安、ポンド円216.88円は小幅高
  • 全面的な円買いではないが、ドル円は159円を下回ってのスタート
  • ドル円は「160円手前で失速」する一方、円安の基調そのものは続く

週明けのドル円は、158.85円前後で推移しています。金曜終値の158.95円からは、やや円高でのスタートです。ユーロ円は185.61円と小幅安、ポンド円は216.88円と小幅高で、通貨によって、まちまちの動きです。全面的な円買いというわけではありませんが、ドル円は、159円を下回ってスタートしている点が、まず目につきます。
足元のドル円は、160円の手前で、上値が重くなる場面が続いています。一方で、円安の基調そのものは、大きくは崩れていません。日銀の利上げ観測がある一方、それでも円が積極的に買われるところまでは至っていない、という状態です。本日は、この159円を挟んだ攻防を、まず見ていきます。上に抜けて159円台を回復するのか、下に押して158円台の半ばを試すのか。大きな材料が乏しいなかでの、方向の見極めがポイントです。

週明けの原油と日経|原油は下落、日経はやや軟調

そのほかの市場も、簡単に確認しておきます。

WTI原油は、週明けに86.40ドル前後まで、やや下落しています。金曜は小幅高でしたが、週明けは-0.76%ほど水準を下げました。ここ数日、上昇が続いていた原油ですが、いったん上値が重くなっています。ただし、中東情勢の不透明感は残っており、下値も限定的と見ています。原油が再び上昇するようだと、インフレ警戒を通じて、金利や株に影響する点は、引き続き注意が必要です。
日経225先物は、週明けは65,902円前後と、やや軟調です。金曜は米株の反発を受けて戻す場面もありましたが、週明けは小幅に水準を下げています。日本株は、米国市場の地合いや、為替の動きに左右されやすい状態が続いています。米株の反発が続くか、そして円相場がどちらに向かうか。この二つが、日経の方向を左右する材料となります。

今朝の資金の流れ|金・BTCへの資金流入がテーマ

ここまでの動きを、14市場全体のお金の流れとして、整理しておきます。

🧭 先週後半の資金の流れ(14市場から)

  • 資金が集まった先:ゴールド、BTC、そして反発した米株
  • 背景にあるテーマ:ドル安と、米財政・債券市場への懸念
  • 金は「伝統的な保険」、BTCは「新しい価値の保存先」として資金を集めた
  • 株高でも金が買われる、ドル・財政への警戒を映したねじれ相場

先週後半の資金の流れを整理すると、株が反発するなかで、ゴールドとBTCに、非常に強い資金流入がありました。株にも金にもBTCにも、そろって資金が向かった形です。
その共通の背景にあるのが、ドル安と、米国の財政・債券市場への懸念です。ドルや、米国の財政への不安があると、その保険として、金やBTCが買われやすくなります。金曜の相場は、この「ドル・財政への警戒」を映した、ねじれ相場だった、と整理できます。
本日は、このテーマが続くのかを見ていきます。金とBTCへの資金流入が続くのか、それとも、高値圏で利益確定の売りが出るのか。ドル安の流れが続くのか、反発するのか。ドル、米金利、金、BTCの動きを、あわせて追っていきます。単体のチャートではなく、「どのテーマで、どこに資金が集まっているのか」を見ることが、いまの相場では特に大切です。

中東情勢|米イランの緊張が続き、原油を下支え

相場の背景にある中東情勢も、整理しておきます。

🛢️ 中東情勢のポイント

先週、原油が上昇した背景には、米国とイランの緊張が続いていることがあります。両国の関係改善に向けた協議は、依然として不透明なままで、供給への不安が意識されやすい状態が続いています。ホルムズ海峡の再開に向けた交渉も、引き続き合意には至っていません。
週明けの原油は、やや下落しましたが、これは、これまでの上昇に対する、短期的な調整と見ています。中東情勢の不透明感そのものが、解消したわけではありません。緊張が続く限り、原油は下値が支えられやすく、逆に、緊張が高まれば、再び上昇しやすい状況です。
原油は、インフレ警戒を通じて、金利や株、そして金の動きにも影響します。とくに、いまは金利や財政がテーマになっているだけに、原油高が金利をさらに押し上げる展開になれば、相場全体に波及する可能性があります。中東情勢は、本日も引き続き、重要な観察材料です。

日本にとっても、原油高はエネルギーコストの上昇に直結します。原油が再び上昇に転じるのか、それとも調整が続くのか。金利や金の動きとあわせて、本日も注意して見ておきます。

本日(8/24)の経済指標|大きな材料は少なく、焦点は週末のジャクソンホールへ

本日は、注目度の高い経済指標が、ほとんどありません。大きな材料が乏しいなかでの、値動きとなります。

時刻 指標・イベント 重要度 前回
07:45 🇳🇿 NZ 小売売上高 第2四半期(前期比) -0.5%
今週末 🇺🇸 ジャクソンホール会議(8/27〜29) ★★★

本日は、朝にNZの小売売上高がありましたが、相場全体を動かすような、大きな指標はありません。こうした日は、大きな流れよりも、目先の値動きに沿った、短期的な動きになりやすくなります。
市場の関心は、すでに今週末のジャクソンホール会議に向かっています。今年のテーマは「金融イノベーション」で、FRB議長の講演が、最大の焦点です。歴代の議長は、この会議で、金融政策の転換を示唆することがあり、市場では「転換点」として意識されやすいイベントです。
ただし、今回の議長については、市場との対話を、必要最小限にとどめる姿勢とされています。そのため、利上げや利下げの方向を、強く示唆するような発言があるとは限らない、との見方もあります。過度な期待は禁物ですが、それでも、講演の内容が、今後のドルや金利の方向を左右する可能性は十分にあります。本日から週末にかけては、この会議を意識した地合いが続きそうです。早朝トレードは、いつも通り、ポジションを持った場合はルールどおりに決済し、週末のイベントをまたいで引っ張らないようにします。

前営業日(8/21)のトレード結果|ドル円が-40.0pips

前営業日となる金曜(8/21)の早朝トレードは、以下の結果となりました。

  • ドル円:-40.0pips(損切り)
  • ユーロ円:ノートレード(売り逆指値に未到達)
  • ポンド円:ノートレード(売り逆指値に未到達)

金曜は、ドル円が-40.0pipsの損切りとなりました。ユーロ円とポンド円は、売り逆指値に届かず、ノートレードです。合計は-40.0pipsのマイナスで終えました。
金曜は、前日までの円売りの流れが、いったん一服する場面でした。ドル円の売り方向のポジションが、逆に上へ振れる形となり、ストップにかかった格好です。負けたトレードではありますが、あらかじめ決めたストップの範囲内での損切りであり、想定を超える損失ではありません。
勝つ日もあれば、負ける日もあります。大切なのは、負ける日の損失を、決めた範囲に抑えることです。金曜の-40.0pipsも、ルールどおりの損切りでした。こうして、負けを小さく抑えておくことで、勝つ日にしっかり伸ばせば、月間ではプラスを維持できます。実際、8月はここまで、大きなプラスを保っています。

これで、8月の早朝トレードは+233.5pipsとなりました。金曜のマイナスはありましたが、月間では、しっかりとしたプラスを維持しています。

月間収支(8/21終了時点)

📊 8月の収支(8/21終了時点)

早朝トレード:+233.5pips
相関トレンドトレード:+107.8pips

前営業日(8/21)の相関トレンドトレード結果

金曜の相関トレンドトレードは、-5.2pipsの小幅なマイナス決済でした。
8月の相関は、+107.8pipsとなっています。
相関トレードは、8月前半こそ苦しい流れでしたが、後半にかけて着実にプラスを積み重ね、100pipsを超える水準を保っています。金曜の-5.2pipsは、想定の範囲内の小さな負けで、全体の流れを崩すものではありません。マイナス圏から始まったことを思えば、大きな回復を続けています。
本日は「NZD/JPY×USD/CAD」という、資源国通貨を買う組み合わせです。金曜のような株の反発が続くなら、機能しやすい構成です。良い流れを保っていますので、気を緩めず、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。21時までに決済するルールを、しっかり守ります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 株が上がる「リスクオン」の日に、なぜ金も上がることがあるのですか?

株高とは別の理由、たとえばドル安や財政への不安から、金が買われることがあるためです。
金は「安全資産」とされ、市場が不安なときに買われやすい、と説明されることが多いです。そのため、株が上がるリスクオンの日には、金は買われにくい、と考えられがちです。
ですが、金が動く理由は、それだけではありません。金には、いくつかの顔があります。「不安なときの逃避先」であると同時に、「ドルや、その国の財政への不安に対する保険」でもあります。
金曜がまさにこのケースでした。株はリスクオンで反発しましたが、その一方で、ドル安や、米国の財政をめぐる懸念が意識されました。この「ドル・財政への不安」が、金を押し上げたのです。
つまり、株を動かした理由(景気や企業業績への期待)と、金を動かした理由(ドル・財政への不安)が、別々に存在していた、ということです。
だから、株高と金高が、同時に起こりました。金の上昇を見たときは、「株と同じ理由か、それとも別の理由か」を考えると、相場の背景が読み解きやすくなります。

Q2. 国の財政への不安が、なぜ金の価格を押し上げるのですか?

金は、どの国にも属さない資産で、通貨や国の信用への不安の「受け皿」になるためです。
私たちが使うお金(通貨)や、国が発行する国債は、その国の信用によって、価値が支えられています。国の財政が健全で、経済がしっかりしているほど、その国の通貨や国債は、信頼されます。
逆に、国の借金が増え続けたり、財政への不安が高まったりすると、その国の通貨や国債への信頼が、揺らぐことがあります。「このお金や国債は、本当に大丈夫だろうか」という不安です。
そうしたとき、資金の逃げ先として選ばれやすいのが、金です。金は、特定の国が発行するものではなく、それ自体に価値が認められている、世界共通の資産だからです。国の信用に左右されにくい、という強みがあります。
金曜は、米国の財政や、増え続ける国の借金への懸念が意識されました。その保険として、金が買われた、というわけです。
このように、金は「通貨や国への信用が揺らいだときの、拠り所」としての側面を持っています。財政のニュースと金価格を、あわせて見ると、理解が深まります。

Q3. 金とビットコインが、そろって買われるのは、どういうときですか?

ドルや、国の通貨・財政への不安が高まり、その代わりの受け皿が求められるときです。
金は「伝統的な安全資産」、ビットコインは「新しいデジタル資産」と、性格が違うように見えます。ですが、両者には、共通する一面があります。どちらも、特定の国が発行する通貨とは、独立した存在だということです。
金は、どの国にも属さない、世界共通の価値の保存手段です。ビットコインも、特定の国や中央銀行が管理しているわけではありません。発行量に上限があり、国の都合で無限に増やせない、という特徴もあります。
そのため、ドルや、国の通貨・財政への不安が高まると、その代わりの「価値の保存先」として、金とビットコインの両方に、資金が向かうことがあります。
先週は、まさにこの動きでした。ドル安や米財政への懸念を背景に、金には「伝統的な保険」として、ビットコインには「新しい価値の保存先」として、そろって資金が集まりました。
金とビットコインが同時に買われているときは、その裏に、ドルや通貨への不安がないか、と考えてみると、相場の大きなテーマが見えてくることがあります。

Q4. ジャクソンホール会議とは何ですか。なぜ相場で注目されるのですか?

米国で毎夏開かれる経済シンポジウムで、FRB議長の講演が金融政策のヒントになるためです。
ジャクソンホール会議は、米国のカンザスシティ連銀が、毎年夏に主催する、経済政策のシンポジウムです。世界中の中央銀行関係者や、学者、市場関係者が集まり、経済や金融政策について議論します。
とくに注目されるのが、FRB(米国の中央銀行)議長の講演です。歴代の議長は、この場で、今後の金融政策の方向性や、政策の転換を示唆することがありました。そのため、市場では「相場の転換点」として、意識されやすいイベントです。
金融政策の方向は、金利や為替を大きく動かす、最も重要な要因の一つです。講演の内容次第で、ドルや金利、株、そして金やビットコインの流れが、大きく変わる可能性があります。
今年の会議は、8月27〜29日に予定されており、テーマは「金融イノベーション」です。ただし、今回の議長は、市場との対話を最小限にとどめる姿勢とされ、方向性を強く示すとは限らない、との見方もあります。
それでも、市場の関心は高く、この会議を前に、様子見の地合いになりやすい傾向があります。今週の相場を見るうえで、外せないイベントです。

Q5. 経済指標が少ない日は、相場はどう動きやすいのですか?

大きな方向感が出にくく、目先の値動きに沿った、短期的な動きになりやすくなります。
経済指標は、相場を動かす大きなきっかけになります。強い指標が出れば買われ、弱い指標が出れば売られる、といった具合に、方向を作る材料となります。
逆に、本日のように、重要な指標がほとんどない日は、そうした大きなきっかけが乏しくなります。市場参加者が、次の方向を決めかねて、様子見になりやすいのです。
こうした日は、大きなトレンドが出るというより、目先の値動きや、テクニカルな節目に沿った、短期的な動きになりやすくなります。値幅も、限られたものになりがちです。
また、今週末のジャクソンホール会議のような、大きなイベントを控えている場合は、その結果を見てから動こうと、さらに様子見の傾向が強まります。
ただし、油断は禁物です。材料が少ない日でも、突発的なニュースが出れば、参加者が少ないぶん、かえって値が大きく振れることもあります。指標が少ない日は、無理に大きな値動きを狙わず、決めたルールどおりに、慎重に対応することが大切です。

Q6. ドル円が「160円手前で失速」しているのに、円安が続くと言えるのはなぜですか?

上値は重いものの、下値もしっかり支えられており、高い水準を保っているためです。
ドル円は、160円に近づくと、そこで上昇が止まる場面が続いています。これには、いくつかの理由が考えられます。160円という大きな節目を前にした、利益確定の売りや、当局による円安けん制への警戒などです。この「上値の重さ」だけを見ると、円安が止まったようにも見えます。
ですが、相場は上値だけでは判断できません。同時に、下値の動きも見る必要があります。ドル円は、下がっても158円台では、しっかりと買い支えられ、大きくは崩れていません。つまり、高い水準を保ったまま、推移しているのです。
これは、円を積極的に買う動きが、まだ強くない、ということを示しています。日銀の利上げ観測はあるものの、それでも円が本格的に買われるには至っていません。
このように、「上値は重いが、下値も堅い」という状態は、円安の基調そのものは続いている、と見るのが自然です。160円を超えられないことと、円安が終わることは、同じではありません。上と下の、両方の動きを見ることが、相場の方向を正しくつかむコツです。

YouTube FXライブ配信

リッチちゃんねるでは現在、朝8時から翌朝6時にかけてのFXライブ配信を毎日お届けしています📺

配信の中身は3層構造になっています。

  • 🎙 AIキャスター陣による最新ニュース実況
    あやちゃん・まりちゃん・さえちゃん・れいちゃん・ポン丸が、FXニュースを「通常解説」「思考追加」「ディベート」の3モードでリアルタイム実況。
    20時〜翌5時は『FXBar Rich Night』モードで、上品な相場バーの雰囲気に切り替わります。
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    USDJPY / GBPJPY / EURJPY / BTCUSD / XAUUSD のレート&テクニカルを実況。
    EMA・サポレジ(Must Line)・Pin/Outside・ブレイク→リテスト・ATR・BB・RSIなど、複数の視点から相場をウォッチします。
  • 🎤 リッチ社長の声出しFXライブ(不定期)
    11時頃・18時頃を目安に、リッチ本人による声出しFXライブが入ります(休む日もあります)。
    リアルタイムでの目線整理、ポジションの取り扱い、最新の見立てをお届けします。

今週は、金とBTCへの資金流入という強いテーマを引き継ぎながら、週末のジャクソンホール会議に向かう一週間です。金曜の「リスクオンなのに金高」というねじれが続くのか、そして週末のイベントで、流れがどう変わるのか。ドル、米金利、金、BTCの動きを、リアルタイムで一緒に見守りましょう👇

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2026年8月24日の今日のエントリーとして、早朝トレードと相関トレンドトレードを紹介するリッチFXブログのアイキャッチ画像

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