【8/26FX戦略】米金利急低下と原油急落で株が上昇|株の重しが2つ外れたリスクオンと、動かない為替のねじれ

2026年8月26日の今日のエントリーとして、早朝トレードと相関トレンドトレードを紹介するリッチFXブログのアイキャッチ画像
  • URLをコピーしました!
リッチ

今夜はアメリカ・GDPです✨

おはようございます✨リッチです🍀

本日8月26日(水)朝の時点で、ドル円は159.22円。
ユーロ円185.90円、ポンド円217.29円、ゴールド4718ドル前後、原油81.20ドル前後で推移しています。

昨日の相場は、株式にとって、二つの重しが同時に外れた一日でした。一つは、米長期金利の大幅な低下です。米10年債利回りは-7.6bpと、大きく下がりました。もう一つが、原油の急落です。WTI原油は-4.59%と、1日で5ドル以上も下落しています。

「高い金利」と「高い原油」は、どちらも株式の重荷になりやすい材料です。それが同時に和らいだことで、米株3指数はそろって上昇し、日経225先物も+1.34%と、しっかり上昇しました。VIX(恐怖指数)も低下しています。一方で、面白いのが為替です。これだけ米金利が下がったにもかかわらず、ドル円は159円台を維持し、ほとんど動いていません。本日は、この「株の重しが外れたリスクオン」と、「それでも動かない為替のねじれ」を、14市場のマネーフローから読み解いていきます。

目次

本日(8/26)の相場|今日の重要ポイント

まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。

  • ドル円159.22円、ユーロ円185.90円、ポンド円217.29円で推移
  • 昨日は米10年債利回りが-7.6bpと大幅低下。株式の重しが軽くなった
  • そしてWTI原油が-4.59%と急落。1日の値幅は6.58%と突出
  • 金利安・原油安がそろい、米株3指数はそろって上昇(ナスダック+0.66%など)
  • 日経225先物は+1.34%と強く、VIXも-2.52%と低下
  • 一方、為替は低ボラ。米金利が大きく下がってもドル円は159円台を維持
  • 金利低下でもドル円が下がらない=円の弱さが残っている可能性
  • ゴールドは高値圏を維持、BTCは8万ドルを目前にした水準
  • 本日は夜に米PCE物価指数、週末にはジャクソンホール会議

本日のトレード戦略(2026/8/26 水)

本日のトレード設定は以下のとおりです。
本日はドル円とポンド円が買い逆指値と売り逆指値、ユーロ円は売り逆指値のみという設定です。

💵 USD/JPY(ドル円)

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 159.388
🛑 ストップ 158.988
🎯 リミット 159.808
📉 売り(ショート) 価格
売り逆指値 159.079
🛑 ストップ 159.479
🎯 リミット 158.659

💶 EUR/JPY(ユーロ円)|売り逆指値のみ

📉 売り(ショート) 価格
売り逆指値 185.464
🛑 ストップ 185.864
🎯 リミット 185.044

💷 GBP/JPY(ポンド円)

📈 買い(ロング) 価格
買い逆指値 217.369
🛑 ストップ 216.969
🎯 リミット 217.919
📉 売り(ショート) 価格
売り逆指値 216.804
🛑 ストップ 217.204
🎯 リミット 216.254

※本日はドル円とポンド円が買い逆指値と売り逆指値、ユーロ円は売り逆指値のみを出しています。相場が上に抜ければ買いが、下に抜ければ売りが約定します。為替は低ボラの状態が続いており、今夜には米PCE物価指数の発表も控えています。上下どちらに抜けるかを見ながら、設定どおりに淡々と管理します。

📢 リッチ社長と同じトレードを再現したい方へ

上の逆指値・ストップ・リミットの数値は、完全無料の専用ツールを使って、そのままご自身の口座に自動で反映できます。毎朝の注文設定の手間や、刺さった注文の取りこぼしをなくしたい方は、記事後半の「トレードを再現する方法」をご覧ください。

本日の注意事項

⚠️ 本日の注意事項

  • 本日は夜21:30に、米PCE物価指数が発表されます。FRBがもっとも重視するインフレ指標で、注目度が高い材料です。
  • 同じ21:30には、米GDP改定値、耐久財受注もあります。指標が集中する時間帯です。
  • 為替は低ボラの状態が続いています。指標をきっかけに、急に動き出す可能性があります。
  • 今週末にはジャクソンホール会議も控えており、様子見のムードも残っています。
  • 米金利が大きく下がってもドル円が下がっていないため、金利が反発した場合の動きにも注意します。ポジションを持った場合はルールどおりに決済します。

✨ 本日の相関トレンドトレード(2026/8/26)|GBP/JPY×AUD/NZD

本日11時の成行エントリーは、「GBP/JPY×AUD/NZD」の組み合わせです。
ポンド円のロングと、豪ドル/NZドルのショートです。

  • 📈 GBP/JPY ロング(買い)
  • 📉 AUD/NZD ショート(売り)

📝 本日の相関トレードの構造

GBP/JPYロング(ポンド買い・円売り)と、AUD/NZDショート(豪ドル売り・NZドル買い)の組み合わせです。
GBP/JPYのロングは、円の弱さを利用する目線です。昨日のように、株がリスクオンで上昇する地合いでは、クロス円も支えられやすくなります。もう一方のAUD/NZDショートは、豪ドルとNZドルという、隣り合う資源国通貨どうしの、力関係を取る組み合わせです。本日は、豪州のCPI(消費者物価指数)の発表も予定されており、その結果が、豪ドルの動きに影響する可能性があります。二つのペアで、値動きの方向が分かれることを狙う構成です。
昨日(8/25)の相関トレードは+0.3pipsと、ほぼ横ばいの決済でした。これで8月の相関は+61.6pipsとなっています。前日の大きめのマイナスのあと、いったん落ち着いた結果です。月間では、しっかりプラスを保っていますので、いつも通りのロットで、淡々と、決めたルールを守って臨みます。

基本ルール|相関トレード:

  • 11時に成行エントリー
  • エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
  • 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済

⚠️ 相関トレードの注意事項:本日は、豪州のCPIや、夜の米PCEなど、指標が予定されています。指標の前後は、値動きが読みにくくなります。相関トレードも、早朝トレードと同じく21時までに全決済のルールを徹底します。
指標前後は動意が乏しくなる場面もあり、相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止です。

詳しい相場分析|株の重しが二つ外れたリスクオンと、動かない為替

ここからは、昨日の相場を順に整理していきます。
昨日の相場は、株式にとって、追い風が二つ同時に吹いた一日でした。米金利の低下と、原油の急落です。この二つが、どう株式を押し上げたのか。そして、なぜ為替だけが動かなかったのか。順番に見ていきます。

一つ目の追い風|米10年債利回りの大幅低下

まず、一つ目の追い風である、米長期金利の低下から見ていきます。

📉 米10年債利回りの低下

  • 米10年債利回り:4.628%(前日比-7.6bpの大幅低下)
  • 1日の値幅も10.2bpと、かなり大きく動いた
  • 前日の4.70%台から、一気に4.62%台まで低下
  • 金利低下は、ハイテク・グロース株の追い風になりやすい

米10年債利回りは、前日から-7.6bpと大きく低下し、4.628%となりました。1日の値幅も10.2bpと、かなり大きな動きです。前日は4.70%台だった長期金利が、一気に4.62%台まで下がりました。
この背景には、いくつかの要因があります。一つは、後で見る原油の急落です。原油が下がると、インフレへの警戒が和らぎ、金利には低下圧力がかかります。もう一つは、今夜に米国のインフレ指標(PCE)の発表を控え、その前に、持ち高を調整する動きが出たことです。
この金利の低下が、株式、とくにハイテク・グロース株にとっては、大きな追い風になります。これらの企業は、将来の成長を期待して買われているため、その将来価値を計算する際の金利が下がると、株価が支えられやすくなるためです。前日は「金利が下がっているのにナスダックが弱い」という、ねじれた状態でしたが、昨日はそのねじれが解消され、金利低下が素直に株高につながりました。

二つ目の追い風|WTI原油の急落

そして、昨日もっとも大きく動いたのが、二つ目の追い風となった原油です。

🔥 WTI原油の急落

  • WTI原油:-4.59%(81.11ドル)。1日で3.90ドルの下落
  • 1日の値幅は5.59ドル(6.58%)と、14市場の中で突出
  • 85ドル台から、一気に80ドル台前半まで下落
  • 直近の上昇に対する利益確定売りと、供給不安の後退が背景

WTI原油は-4.59%と急落し、81.11ドルとなりました。1日の値幅は5.59ドル(6.58%)と、昨日の14市場の中でも、突出した動きです。85ドル台から、一気に80ドル台前半まで下落しました。
急落の背景には、いくつかの要因が重なっています。一つは、直近まで上昇が続いていたことへの、利益確定の売りです。月末が近づき、今月堅調だった反動も出ました。もう一つは、供給不安の後退です。米国が発表したイランへの制裁が、市場の想定の範囲内と受け止められ、地政学的なリスクへの警戒が、いったん和らぎました。加えて、国際的な機関が、今後の世界の石油需要の見通しを引き下げたことや、米国の原油在庫が大きく増えたことも、需要面の弱さとして意識されました。
ただし、供給不安が、完全に消えたわけではありません。紅海では、船舶への攻撃も伝えられており、中東情勢そのものは、引き続き不安定です。あくまで、地政学的なリスクへの、過度な警戒が和らいだ、という段階です。

なぜ株が上がったのか|株の「二大重し」が同時に軽くなった

この、金利の低下と、原油の急落。この二つが同時に起きたことが、昨日の株高の、最大の理由です。

📈 株の二大重しが外れた

  • 株式が嫌う「高い金利」と「高い原油」が、同時に和らいだ
  • 原油安→インフレ警戒後退→金利上昇圧力の低下→株の追い風
  • 米株3指数はそろって上昇(ナスダック+0.66%、S&P500+0.32%、ダウ+0.30%)
  • 日経225先物は+1.34%、VIXは-2.52%と、素直なリスクオン

株式市場が、とくに嫌いやすい材料が、二つあります。一つが「高い金利」、もう一つが「高い原油」です。金利が高いと、企業の借入コストが増え、株の相対的な魅力が下がります。原油が高いと、インフレ警戒を通じて、金利の上昇圧力になります。この二つは、株にとっての「重し」です。
昨日は、この二つの重しが、同時に軽くなりました。金利が下がり、原油も急落したことで、株式には、二重の追い風が吹いた形です。とくに原油安は、インフレ警戒の後退を通じて、さらに金利の低下を後押しし、株を支えました。
その結果、米株3指数はそろって上昇しました。ナスダックが+0.66%ともっとも強く、S&P500が+0.32%、ダウが+0.30%です。日経225先物も+1.34%と、大きく上昇しました。VIXも-2.52%と低下しており、株高と警戒感の後退が、きれいにそろった、素直なリスクオンの一日だった、と整理できます。

日経225先物は+1.34%|大きく上昇

この流れを受けて、日本株も強い動きとなりました。

日経225先物は、前日比+1.34%と、大きく上昇しました。1日の値幅も1,757.5円と、かなりの大きさです。今朝も66,000円台を維持しており、高い位置を保っています。
本日、上は前日高値の66,370円が、まず一つの目安です。ここを明確に突破できれば、昨日の上昇が、単なる反発ではなく、もう一段上を試す流れにつながりやすくなります。逆に、66,000円を維持できず、65,500円方向へ下げるようだと、昨日の上昇に対する、利益確定の売りを警戒します。日経は、米株のリスクオンと、金利低下の恩恵を、素直に受けやすい状況です。米国市場の地合いが続くかどうかを、あわせて見ておきたいところです。

ところが為替は動かない|今回のねじれ

ここまでは、株式市場の「素直なリスクオン」でした。ところが、為替市場だけは、まったく違う動きでした。ここに、今回のねじれがあります。

💱 動かない為替(今回のねじれ)

  • 為替は低ボラ。ドル円41pips、ユーロ円37pips、ポンド円53pipsと小動き
  • ドル指数(DXY)も-0.09%と、ほとんど動かず
  • 米10年債が-7.6bpも低下したのに、ドル円は159円台を維持
  • 通常、米金利低下はドル円の下押し要因。それでも下がっていない

昨日の為替は、非常に静かでした。ドル円の値幅は41pips、ユーロ円は37pips、ポンド円は53pipsと、いずれも小さな動きです。ドル指数(DXY)も-0.09%と、ほとんど動いていません。日経先物が1,700円以上、原油が5ドル以上、米金利が10bp以上も動いた一日に、為替だけが、置いてけぼりのように静かでした。
とくに注目したいのが、ドル円です。ドル円は159.21円で終え、今朝も159.22円と、ほぼ横ばいです。ここが、今回のねじれのポイントです。
通常、米長期金利が-7.6bpも大きく低下すれば、日米の金利差が縮まり、ドルを売って円を買う動きが出やすくなります。つまり、ドル円は下がりやすいはずです。ところが昨日は、これだけ米金利が下がったにもかかわらず、ドル円は159円台を、しっかり維持しました。これは、円を買う力が、まだ弱いこと、つまり、円側の弱さが、依然として残っていることを示している可能性があります。

📝 リッチの見解と注目ポイント

私(リッチ)が本日とくに意識しているのは、この「金利とドル円のねじれ」が、どちらへ解消されるか、という点です。米金利がここまで下がっても、ドル円が159円台を保っているのは、円の弱さが根強いことの表れです。この状態から、二つの方向が考えられます。
一つは、米金利が、このまま低い水準を続ける、あるいはさらに下がる場合です。そのときは、さすがにドル円も、下押しされる可能性が出てきます。もう一つは、米金利が反発する場合です。もともと円が弱く、金利低下でも下がらなかったわけですから、金利が反発すれば、ドル円は再び160円方向を試しやすくなります。どちらに転ぶかは、今夜のインフレ指標や、週末のジャクソンホール会議に、大きく左右されます。
ドル円の目先のメドは、上が前日高値の159.49円、下が前日安値の159.08円です。この狭い範囲を、どちらに抜けるかを、まず見ます。ただし、今夜の指標を前に、日中は動きにくいことも想定されます。本日のFXは、株式のリスクオンをそのまま追いかけるより、この金利とドル円のねじれが、どちらへ解消するのかを、慎重に見極める日だと考えています。

ゴールドは高値圏、BTCは8万ドルを目前に

金と暗号資産の動きも、確認しておきます。

ゴールドは+0.39%と、高値圏を維持しました。今朝は4,718ドル前後で推移しています。昨日の米金利の大幅な低下は、利息を生まない金にとっては、追い風です。上は前日高値の4,754ドルが、まず一つのメドで、ここを突破できれば、4,800ドル方向が意識されやすくなります。
BTC(ビットコイン)は、8万ドルを目前にした水準で推移しています。直近では、79,972ドルと、ほぼ8万ドルまで上昇する場面もありました。今朝は78,000ドル台の後半です。BTCにとって、8万ドルは、非常に大きな心理的節目です。ここを明確に突破して定着できるかどうかが、当面の焦点です。金利低下という追い風もあり、金とBTCには、引き続き資金が向かいやすい環境が続いています。

今朝の資金の流れ|原油から、株・債券へ

ここまでの動きを、14市場全体のお金の流れとして、整理しておきます。

🧭 昨日の資金の流れ(14市場から)

  • 資金が向かった先:米株、日経225先物、米国債、ゴールド
  • 資金が大きく抜けた先:WTI原油
  • 原油から資金が抜け、債券・株式へ向かった、分かりやすい流れ
  • ただし為替は、この流れに乗らず、低ボラのまま

昨日の資金の流れは、非常に分かりやすいものでした。もっとも大きく資金が抜けたのが、WTI原油です。そして、その資金が、米国債(金利低下)、米株、日経225先物、ゴールドへと向かいました。原油という、リスクの一因から資金が抜け、より安定した債券や、リスクオンの株式へ、資金が移った構図です。
ここで、一つだけ、この流れに乗らなかった市場があります。為替です。株や債券、商品が大きく動くなかで、為替だけは、低ボラのまま、静かに推移しました。昨日の資金移動の中心は、明らかに為替ではなかった、ということです。
本日は、この「原油安・金利安の株高」という流れが続くのか、そして、動かなかった為替が、いつ、どちらに動き出すのかを見ていきます。とくに、今夜のインフレ指標が、金利を通じて、この静かな為替を、動かすきっかけになるかどうかに注目です。

中東情勢|制裁は想定内も、供給不安は残る

原油急落の背景にある、中東情勢を整理しておきます。

🌍 中東情勢のポイント

昨日の原油急落の一因は、米国が発表したイランへの制裁が、市場の想定の範囲内と受け止められ、地政学的なリスクへの過度な警戒が、いったん和らいだことです。制裁を前に高まっていた、供給途絶への不安が、後退した形です。
ただし、これで中東情勢が、安定に向かったわけではありません。紅海では、船舶が攻撃を受けたと伝えられており、この海域を通る輸送への不安は、依然として残っています。原油の供給をめぐる、地政学的なリスクそのものは、くすぶり続けています。
つまり、昨日の原油急落は、供給不安が消えたからではなく、「過度に高まっていた警戒が、いったん巻き戻された」という側面が強いと見ています。今後、中東で新たな緊張が生じれば、原油は再び上昇し、インフレ警戒を通じて、金利や株にも、影響が及ぶ可能性があります。原油が落ち着いている局面こそ、次の動きに備えて、中東情勢を注視しておきたいところです。

原油が、このまま80ドル前後で落ち着くのか、それとも、中東の緊張を背景に、再び反発するのか。原油の動きは、インフレや金利を通じて、株や為替にも波及します。本日も、原油と中東情勢は、注意して見ておきます。

本日(8/26)の経済指標|今夜の米PCEが最大の焦点

本日は、夜に、注目度の高い米国の指標が集中しています。とくに、FRBがもっとも重視するインフレ指標である、PCE物価指数が発表されます。

時刻 指標・イベント 重要度 前回
10:30 🇦🇺 豪 消費者物価指数(CPI)7月 ★★ 前年比+3.8%
21:30 🇺🇸 米 PCE物価指数 7月 ★★★ コア前年比+3.3%
21:30 🇺🇸 米 GDP改定値(4-6月)・耐久財受注 7月 ★★ GDP+1.5%
23:30 🇺🇸 米 週間石油在庫統計

本日最大の焦点は、夜21:30の米PCE物価指数です。PCE物価指数は、FRBが、金融政策を判断する際に、もっとも重視するインフレ指標です。この結果が、市場の予想を上回れば、インフレへの警戒から、利上げへの見方が再び強まり、米金利が反発する可能性があります。逆に、予想を下回れば、昨日の金利低下の流れが、さらに強まることも考えられます。
同じ21:30には、米GDPの改定値や、耐久財受注も発表されます。指標が集中する時間帯であり、この前後で、静かだった為替が、動き出す可能性があります。とくに、金利低下でも下がらなかったドル円が、この指標をきっかけに、どちらへ動くかは、注目したいところです。
そして、週末(8月28日ごろ)には、ジャクソンホール会議で、FRB議長の講演が予定されています。今夜のインフレ指標と、週末の講演。この二つが、今週後半の相場の、大きな方向を決めることになりそうです。早朝トレードは、夜の指標より前に完結しますので、ポジションを持った場合は、ルールどおりに決済し、指標をまたいで引っ張らないようにします。

前営業日(8/25)のトレード結果|3ペアそろって+24.2pips

前営業日となる火曜(8/25)の早朝トレードは、以下の結果となりました。

  • ドル円:+7.1pips(利益確定)
  • ユーロ円:+14.1pips(利益確定)
  • ポンド円:+3.0pips(利益確定)

火曜は、ドル円が+7.1pips、ユーロ円が+14.1pips、ポンド円が+3.0pipsと、3ペアすべてでプラスを確定できました。合計は+24.2pipsのプラスで終えています。
火曜も、為替は低ボラの一日でしたが、3ペアそろって、着実にプラスを積み重ねられました。1回あたりの値幅は大きくありませんが、こうした動きの乏しい地合いで、確実に利益を取れるのは、良い形です。とくに、3ペアがすべてプラスというのは、その日の方向を、うまくとらえられた証拠です。
派手な大勝ちではなくても、こうして小さなプラスを、こつこつと積み重ねていく。動きにくい相場が続くなかで、これができるかどうかが、月間の収支を、大きく左右します。火曜は、その意味で、理想的な一日でした。

これで、8月の早朝トレードは+278.4pipsとなりました。プラス圏を、着実に伸ばし続けています。

月間収支(8/25終了時点)

📊 8月の収支(8/25終了時点)

早朝トレード:+278.4pips
相関トレンドトレード:+61.6pips

前営業日(8/25)の相関トレンドトレード結果

火曜の相関トレンドトレードは、+0.3pipsと、ほぼ横ばいの決済でした。
8月の相関は、+61.6pipsとなっています。
火曜は、前日の大きめのマイナスのあとで、いったん落ち着いた結果となりました。プラスマイナスがほぼゼロで終えられたことは、流れを立て直すうえで、悪くない結果です。相関トレードは、二つの通貨ペアの関係を利用する手法のため、日によって、結果が大きく振れることもあります。だからこそ、1日の結果に一喜一憂せず、決めたルールを守り続けることが大切です。
本日は「GBP/JPY×AUD/NZD」という組み合わせです。8月は、しっかりとプラスを保っていますので、いつも通りのロットで、淡々と臨みます。豪州のCPIや、夜の米PCEなど、指標も予定されているため、21時までに決済するルールを、しっかり守ります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 原油が下がると、なぜ株が上がりやすくなるのですか?

原油安がインフレ警戒を和らげ、金利の上昇圧力を下げることで、株を支えるためです。
原油は、ガソリンや輸送費、電気代など、さまざまなものの価格に影響します。原油が上がると、これらを通じて物価全体が押し上げられ、インフレへの警戒が強まります。すると、それを抑えるために、金利が上昇しやすくなります。金利の上昇は、株式にとって、重荷です。
昨日は、この逆が起こりました。原油が-4.59%と急落したことで、インフレへの警戒が和らぎました。物価が落ち着けば、金利を上げる必要性が下がるため、金利の上昇圧力も弱まります。
金利が下がれば、企業の借入コストが下がり、株式の相対的な魅力も高まります。つまり、原油安は、「インフレ警戒の後退→金利上昇圧力の低下→株式の追い風」という流れで、株を支えるのです。
昨日は、この原油安に加えて、米金利そのものも低下しました。株にとっての二つの重し、「高い金利」と「高い原油」が、同時に和らいだことが、大きな株高につながりました。原油の動きは、商品市場だけの話ではなく、金利や株にまで、幅広く影響することを、覚えておきたいところです。

Q2. 米金利が下がったのに、ドル円が下がらないのはなぜですか?

円を買う力が弱く、円側の弱さが残っているためと考えられます。
ドル円は、日米の金利差に、大きく影響される、とされています。米金利が下がると、日米の金利差が縮まり、金利の高いドルを持つ魅力が薄れます。そのため、ドルを売って円を買う動きが出やすくなり、ドル円は下がりやすくなる、というのが、基本的な考え方です。
ところが昨日は、米金利が-7.6bpも大きく低下したにもかかわらず、ドル円は159円台を維持しました。金利差の縮小が、ドル円の下落に、つながらなかったのです。
この理由として考えられるのが、「円を買う力の弱さ」です。ドル円が下がるには、ドルが売られるだけでなく、その反対側で、円が買われる必要があります。ところが、いまは、日本の金融政策などを背景に、円を積極的に買う動きが、強くありません。この「円側の弱さ」があると、米金利が下がって、ドルを売る動きが出ても、円が買われにくいため、ドル円は下がりにくくなります。
このように、ドル円は、ドル側の要因(米金利)だけでなく、円側の要因(円の強さ・弱さ)も見る必要があります。片方だけでは、動きを説明できないことがあるのです。

Q3. PCE物価指数とは何ですか。なぜ重要なのですか?

FRBがもっとも重視するインフレ指標で、金融政策の判断に直結するためです。
PCE物価指数は、「個人消費支出物価指数」とも呼ばれ、私たちが消費するモノやサービスの、価格の動きを示す指標です。物価の伸びを測る指標には、CPI(消費者物価指数)もありますが、FRB(米国の中央銀行)は、金融政策を判断する際に、このPCE物価指数を、もっとも重視するとされています。
なぜ重要かというと、この指標が、FRBの利上げや利下げの判断に、直接影響するためです。物価の伸びが強ければ、それを抑えるために、利上げが意識されます。逆に、物価が落ち着けば、利上げの必要性は下がります。
とくに、価格変動の大きい食品とエネルギーを除いた「コアPCE」は、物価の基調を見るうえで、注目されます。
本日の夜に発表されるPCE物価指数が、市場の予想を上回れば、利上げへの警戒から、米金利が反発し、ドルが買われる可能性があります。逆に、下回れば、金利低下とドル安が進むこともあります。FRBが重視する指標だからこそ、その結果は、金利・為替・株に、大きな影響を与えます。

Q4. 「低ボラ(低ボラティリティ)」の相場とは、どういう状態ですか?

値動きが小さく、価格が狭い範囲で推移している、落ち着いた状態のことです。
「ボラティリティ」とは、価格の変動の大きさを表す言葉です。ボラティリティが高いと、価格が大きく上下に動き、ボラティリティが低い(低ボラ)と、価格の動きが小さく、狭い範囲でのもみ合いになります。
昨日の為替は、まさに低ボラの状態でした。ドル円の1日の値幅が41pipsというのは、かなり小さな動きです。日経先物や原油が大きく動いた一方で、為替は静かでした。
低ボラになる理由は、いくつかあります。大きな経済指標やイベントを控えて、市場参加者が様子見になっているとき。あるいは、材料が出尽くして、方向感がなくなっているとき、などです。昨日は、今夜のインフレ指標や、週末のジャクソンホール会議を控えていたことが、様子見につながったと考えられます。
低ボラの相場では、大きな値幅を狙うトレードは、難しくなります。無理に大きな動きを期待すると、狭い範囲での行ったり来たりに、振り回されやすくなります。
一方で、低ボラのあとには、大きな動きが控えていることも多くあります。エネルギーが溜まった状態で、指標などをきっかけに、一気に動き出すこともあります。「静かな相場」は、「次の大きな動きの準備段階」でもある、と捉えておくとよいでしょう。

Q5. 金利が下がると、なぜハイテク・グロース株に有利なのですか?

将来の利益の価値が、金利低下によって、相対的に高まるためです。
ハイテク・グロース株は、いま大きな利益を出しているというより、将来の大きな成長を期待して買われている株です。数年後、あるいは十数年後の、大きな利益を見込んで、投資されています。
ここで、金利が関係してきます。将来のお金の価値を、現在の価値に換算するとき、金利を使って割り引きます。金利が高いと、遠い将来の利益ほど、現在の価値に換算したときに、大きく目減りします。逆に、金利が低いと、将来の利益の目減りが小さくなり、現在の価値が高く評価されます。
つまり、金利が下がると、将来の利益への期待で買われているグロース株は、その将来価値が高く評価され、株価が上がりやすくなります。これが、「金利低下はグロース株に有利」と言われる理由です。
昨日は、米金利が-7.6bpと大きく低下しました。その結果、ナスダックが+0.66%と、3指数の中でもっとも強く上昇しました。ナスダックは、ハイテク・グロース株の比率が高いため、金利低下の恩恵を、もっとも受けやすかった、というわけです。
金利とハイテク株の関係を知っておくと、金利のニュースから、どの株が動きやすいかを、予想しやすくなります。

Q6. 原油が「利益確定売り」で下がる、とはどういうことですか?

上昇で利益が出た投資家が、その利益を確定するために売ることで、価格が下がる動きです。
相場は、材料だけでなく、投資家の売買の都合でも動きます。「利益確定売り」は、その代表的なものです。
ある資産が上昇を続けると、それを安く買っていた投資家には、利益(含み益)が生まれます。この利益は、実際に売却して、はじめて手元に残ります。そのため、価格がある程度上がると、「ここで一度、利益を確定しておこう」と考える投資家が、売りに出ます。これが「利益確定売り」です。
原油は、直近まで、上昇が続いていました。そのため、多くの投資家に、利益が出ていた状態です。昨日は、月末が近づいたこともあり、この利益を確定する売りが、まとまって出たと見られます。加えて、供給不安が和らいだことも、売りを後押ししました。
利益確定売りは、その資産の価値が、根本から否定されたわけではありません。上がりすぎた反動で、いったん調整が入る、という側面が強いものです。ですから、利益確定売りが一巡すれば、再び上昇に転じることもあります。
急落を見たときは、それが「材料による下落」なのか、「利益確定による調整」なのかを見分けると、その後の動きを、予想しやすくなります。

YouTube FXライブ配信

リッチちゃんねるでは現在、朝8時から翌朝6時にかけてのFXライブ配信を毎日お届けしています📺

配信の中身は3層構造になっています。

  • 🎙 AIキャスター陣による最新ニュース実況
    あやちゃん・まりちゃん・さえちゃん・れいちゃん・ポン丸が、FXニュースを「通常解説」「思考追加」「ディベート」の3モードでリアルタイム実況。
    20時〜翌5時は『FXBar Rich Night』モードで、上品な相場バーの雰囲気に切り替わります。
  • 📊 AI秘書「あかり」のテクニカル実況
    USDJPY / GBPJPY / EURJPY / BTCUSD / XAUUSD のレート&テクニカルを実況。
    EMA・サポレジ(Must Line)・Pin/Outside・ブレイク→リテスト・ATR・BB・RSIなど、複数の視点から相場をウォッチします。
  • 🎤 リッチ社長の声出しFXライブ(不定期)
    11時頃・18時頃を目安に、リッチ本人による声出しFXライブが入ります(休む日もあります)。
    リアルタイムでの目線整理、ポジションの取り扱い、最新の見立てをお届けします。

本日は、金利安・原油安で株が上昇するリスクオンの一方、為替は低ボラという、ねじれた地合いです。今夜には米PCE物価指数の発表もあり、静かだった為替が、ここから動き出すのか。金利とドル円のねじれが、どちらへ解消するのか。ドル、米金利、原油、株の連動を、リアルタイムで一緒に見守りましょう👇

▶ リッチFXチャンネル ライブ配信を見る

リッチ社長のトレードを、あなたの口座でそのまま再現する方法

このブログで毎朝公開している「早朝の逆指値トレード戦略(Rich Break)」は、完全無料の専用ツールを使って、リッチ社長のリアル口座と同期できます
今日の記事で紹介している逆指値の数値・ストップ・リミットが、そのままあなたの口座に自動で反映される仕組みです。

スマホから連携ボタンを押すだけで設定が完了するため、以下のような悩みが解消されます。

  • 毎朝の注文設定が面倒で続かない
  • 早朝に刺さった注文を、気づかずに取りこぼす
  • EAやVPSの設定で挫折してしまった
  • 逆指値を入れ忘れて、エントリーチャンスを逃した
  • ペアごとに変わる設定を、毎朝手動で入れ替えるのが大変

口座資金に合わせてロットも自動調整されるため、複利運用にもそのまま対応します。
「裁量トレードが難しい」「毎朝の作業を自動化したい」という方は、一度内容を確認してみてください。

\完全無料で使えます/
同じトレードを再現する方法 >

【入金なしで始める】
海外FXの「口座開設ボーナス」
5社合計 62,000円
まとめて受け取れます!

XM・AXIORY・BigBoss・FXGT・IS6FXの入金不要ボーナスをゲットできる専用ページです。

\ 自己資金を入れる前にまずはボーナスだけで挑戦! / 5社の無料ボーナスを受け取りに行く >
2026年8月26日の今日のエントリーとして、早朝トレードと相関トレンドトレードを紹介するリッチFXブログのアイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次