9月もよろしくお願いします🌷
おはようございます✨リッチです🍀
本日9月1日(火)朝の時点で、ドル円は159円台後半。
ユーロ円185.60円前後、ポンド円216円台で推移しています。9月最初の営業日、そして新しい月のスタートです。
昨日の海外市場は、方向感が定まりにくい一日でした。先週末の金曜に、米中央銀行トップの講演を受けて強まった、ドル高の流れ。それが週明けも続くのかが焦点でしたが、昨日は、いくつかの材料が、逆方向に引っ張り合いました。米国とイランを巡る情勢が、再び緊迫し、原油が上昇。これが「有事のドル買い」につながる一方、日本の当局者の発言などから、日銀の追加利上げ観測が意識され、円が買われる場面もありました。
結果として、ドル円は、160円台に乗せる勢いを、いったん失い、159円台後半へと押し戻されました。今朝の相場は、金曜のような、一方向のドル高とは、様子が違います。中心にあるのは、「中東の緊迫」「介入への警戒」「日銀の利上げ観測」という、三つの力のせめぎ合いです。本日は、この綱引きの中身を、順番に読み解いていきます。そして、今週は、週末に米国の雇用統計という、非常に大きなイベントが控えています。
本日(9/1)の相場|今日の重要ポイント
まずは、本日の相場で押さえておきたいポイントを、まとめて確認しておきましょう。
- ドル円は159円台後半。160円台の目前で、上値が重くなっている
- 金曜のドル高の流れが、週明けも続くかが、当初の焦点だった
- だが米国とイランの情勢が再び緊迫し、原油が上昇。有事のドル買いにつながった
- 一方、日本の当局者の発言などから、日銀の追加利上げ観測が意識され、円買いも入った
- ドル円は160円台に乗せきれず、159円台後半へ押し戻された
- 160円は7月末の介入水準に近く、当局の対応への警戒が上値を抑える
- 9月のFOMCでの利上げ確率は、50%台後半へ上昇している
- 今週は金曜の米雇用統計が最大の焦点。週前半にも米雇用の指標が相次ぐ
9月から新企画スタート|RICH BILLION ULTIMA
ここで、大切なお知らせがあります。
このブログで、これまで毎朝お届けしてきた「早朝の逆指値トレード(ドル円・ユーロ円・ポンド円)」と「相関トレンドトレード」は、2026年8月をもって、ひとつの区切りとさせていただきます。
そして、9月からは、新しい企画がスタートします。その名も「RICH BILLION ULTIMA(リッチビリオンアルティマ)」です。
これは、運用資金100万円を、1億円まで増やすことを目標に、私(リッチ)が、リアルな資金で運用していく様子を、公開していく企画です。運用には、複数の戦略を組み合わせた、独自の統合システムを使います。
🚀 RICH BILLION ULTIMA(リッチビリオンアルティマ)とは
複数の戦略と、3つの通貨ペアを組み合わせ、統合的なリスク管理のもとで、複利で運用していく仕組みです。難しい設定や、毎朝の手作業は必要ありません。専用の仕組みを使って、私のリアルな運用と、同じ内容を、ご自身の口座で再現できます。
9月からは、このRICH BILLION ULTIMAの運用成績を、このブログで公開していきます。100万円が、どのように増えていくのか。リアルな運用の記録を、毎日、追いかけていただけます。詳しい内容は、以下のページをご覧ください。
8月までの早朝トレードは、月間で+242.4pipsという結果で、締めくくることができました。長い間、応援いただき、ありがとうございました。9月からは、この新しい企画で、これまで以上に、皆さまと一緒に、成長していければと思っています。
本日の注意事項
⚠️ 本日の注意事項
- ドル円は160円台の目前にあります。この水準は、7月末に日米が協調して円買い介入を行った価格帯に近く、当局の対応への警戒が意識されやすくなります。
- 米国とイランの情勢が、再び緊迫しています。原油の動きや、有事のドル買い、リスクオフの円買いなど、複数の思惑が交錯しやすい点に注意します。
- 今週は金曜に米雇用統計があります。本日を含め、週の前半にも、米国の雇用や景況感の指標が、相次ぎます。週を通して、方向が変わりやすくなります。
- 本日は、朝に米国のISM製造業景況指数や、求人件数(JOLTS)があります。夜の時間帯の指標も、確認しておきます。
- 9月最初の営業日です。月初は、月をまたいだ持ち高の調整などで、値動きが出やすい面もあります。無理をせず、方向を確認してから動きます。
詳しい相場分析|160円手前で交錯する3つの力
ここからは、昨日の相場を、順に整理していきます。
昨日は、先週末のドル高が続くかが焦点でしたが、実際には、複数の材料が、逆方向に引っ張り合いました。この綱引きの中身を、一つずつ、分解していきます。
まず出発点|金曜のドル高の流れ
本日の相場を理解するために、まず、先週末の金曜の流れを、簡単におさらいしておきます。
金曜は、米国の中央銀行トップが、講演で、物価を重視する姿勢を、あらためて示しました。夏場のインフレ(物価上昇)の鈍化は、根本的な改善とは言い切れない、という趣旨の発言です。これを受けて、市場では、追加利上げへの観測が、急速に強まりました。
その結果、米国の長期金利が上昇し、ドルが買われ、ドル円は、7月末以来となる、160円台へ乗せました。9月のFOMC(米国の金融政策を決める会合)での利上げ確率も、前日の約35%から、50%台後半へと、大きく上昇しました。金曜は、この「利上げ観測→金利上昇→ドル高」という流れが、非常にはっきりと出た一日でした。
本日の焦点は、この金曜のドル高の勢いが、週明けも続くのかどうか、という点にありました。ところが、昨日は、この流れに、逆方向の力が、いくつか加わることになります。
力①:中東情勢の緊迫|有事のドル買い
まず、一つ目の力が、中東情勢の再びの緊迫です。
🌍 中東情勢のポイント
昨日、相場を動かした材料の一つが、米国とイランを巡る情勢の、再びの緊迫です。米軍が、ホルムズ海峡の近くにある、イランの軍事拠点を攻撃したと伝えられるなど、両国の対立が、あらためて意識されました。ホルムズ海峡は、世界の原油輸送の要所であり、この周辺の緊張が高まると、原油の供給への不安が強まります。
実際、昨日は、この緊張を受けて、原油価格が上昇しました。そして、中東情勢のような、地政学的なリスクが高まると、相場では「有事のドル買い」と呼ばれる動きが出やすくなります。世界的に、不安が高まる局面では、安全とされる米ドルへ、資金が向かいやすくなるためです。昨日のドル買いには、金曜からの利上げ観測に加えて、この有事のドル買いの側面も、あったと見ています。
ここで、少し背景を補足しておきます。米国とイランの対立は、今年に入ってから、断続的に続いています。停戦の覚書が交わされた後も、緊張が、完全に解消したわけではありません。とくに、ホルムズ海峡の通航を巡る問題は、たびたび、原油市場を揺らしてきました。加えて、報道によれば、米国の政権は、中間選挙を控え、ガソリン価格の高騰を避けるため、ホルムズ海峡の開放を、優先課題と位置づけているとされます。一方で、イラン側は、この海峡を、交渉のカードとして握っているとも言われます。原油と、中東情勢は、本日も、あわせて注視しておきたい材料です。
力②:日銀の利上げ観測|円買いの材料
二つ目の力が、日銀の追加利上げ観測です。これは、ドル高とは、逆方向、つまり円買いの材料です。
🇯🇵 日銀の利上げ観測
- 日本の当局者の発言などから、日銀の追加利上げ観測が意識された
- 先週の東京都区部のCPIは、コアが3カ月連続で伸びを拡大
- 物価の上振れリスクが、利上げ観測を支えている
- 利上げ観測は、円を買う材料となり、ドル円の上値を抑える
昨日は、日本の当局者の発言などから、日銀が、追加の利上げに動くのではないか、との観測が、意識されました。日銀が利上げをすると、円の金利が上がります。円の金利が上がれば、日米の金利差は縮まる方向となり、円が買われやすくなります。この利上げ観測が、ドル円の上値を、抑える形となりました。
背景には、日本の物価の動きがあります。先週発表された、東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除いたコアの指標が、3カ月連続で、伸びを拡大しました。物価が、じわじわと上がり続けていることは、日銀が利上げを検討する、後押しの材料となります。こうした物価の上振れリスクが、日銀の利上げ観測を、支えています。
金曜は、米国の利上げ観測で、ドルが買われました。ですが、日本側にも、利上げ観測という、円を買う材料があります。昨日は、この日米それぞれの利上げ観測が、ドル円を、両方向から、引っ張り合う形となりました。
力③:介入への警戒|160円の重い上値
三つ目の力が、為替介入への警戒です。これも、ドル円の上値を、抑える力です。
🛡 介入への警戒
- 7月末に、日米が協調して円買い介入を行った
- 160円は、その介入水準に近い価格帯
- 160円を超えると、当局の対応への警戒が強まりやすい
- 金曜に160.21円まで上昇したが、高値追いは慎重になった
ドル円の160円という水準は、少し特別な意味を持っています。7月末に、行き過ぎた円安に対応するため、日米が協調して、円買いの介入を行いました。その介入があった水準に近いため、160円は、当局の対応への警戒が、意識されやすい価格帯となっています。
金曜に、ドル円は、160.21円まで上昇しました。ですが、160円台に乗せたことで、当局が、再び介入に動くのではないか、との警戒から、それ以上の高値を、積極的に追いかける動きは、慎重になりました。
このように、160円近辺では、二つの力が、せめぎ合います。一つは、日米の金利差や、利上げ観測を背景とした、ドル買い・円売りの力です。もう一つは、介入への警戒という、上値を抑える力です。昨日、ドル円が、160円台に乗せきれず、159円台後半へ押し戻されたのは、この上値を抑える力が、働いた結果と言えます。
📝 リッチの見解と注目ポイント
私(リッチ)が本日とくに意識しているのは、この「三つの力の綱引き」です。金曜は、米国の利上げ観測という、一つの材料が、相場を、はっきりと一方向へ動かしました。分かりやすい相場でした。
ですが、昨日からは、様子が違います。上へ引っ張る力(中東緊迫による有事のドル買い、米国の利上げ観測)と、下へ引っ張る力(日銀の利上げ観測、介入への警戒)が、ちょうど、拮抗している状態です。こういう相場では、無理に方向を決め打ちすると、往復で振らされやすくなります。
だからこそ、本日は、どの力が優勢になるかを、丁寧に見極めたいところです。中東情勢が、さらに緊迫すれば、ドル買いが強まるかもしれません。反対に、日銀の利上げ観測が高まったり、当局から円安をけん制する発言が出たりすれば、円買いが強まる可能性があります。そして、その綱引きの決着をつける、大きなカギとなるのが、今週末の米雇用統計です。それまでは、160円を挟んだ、神経質な展開が、続きやすいと見ています。9月最初の営業日でもあり、まずは、落ち着いて、力の優劣を見極めることを、優先します。
ドル円の注目水準|160円と159円台前半
では、本日のドル円の、具体的な水準を確認しておきます。
上では、まず、金曜高値の160.21円が、目安です。ここを明確に上抜けていくには、中東緊迫による有事のドル買いや、米国の利上げ観測が、介入への警戒を上回る必要があります。もし、160.21円を超えて、160円台に定着するようなら、上方向への流れが、強まったと見ます。ただし、その先は、介入への警戒が、いっそう強まりやすい領域です。
下では、159円台前半が、目安です。昨日、ドル円は、160円手前から、159円台後半へ押し戻されました。ここから、さらに下へ、159円台前半を割り込むようなら、金曜からのドル高の勢いが、いったん弱まったと見ます。日銀の利上げ観測や、介入への警戒といった、円買いの材料が、優勢になっている、という判断です。
本日は、この160.21円と、159円台前半という、上下の節目を意識しながら、どちらの力が優勢になるかを、見ていきます。とくに、月初でもあり、動きが出た方向に、素直についていく姿勢が、有効になりやすい場面です。
ドルと円、両方の利上げ観測に注意
今回の相場で、少しややこしいのが、日米の両方に、利上げ観測がある、という点です。
金曜からの流れで、米国の利上げ観測が強まり、ドルが買われています。一方で、日本側にも、日銀の利上げ観測があり、これが円を買う材料となっています。つまり、ドル円は、上へ引っ張る「米国の利上げ観測」と、下へ引っ張る「日本の利上げ観測」の、両方を抱えている状態です。
こういうときに大切なのは、「どちらの利上げ観測が、その日、より強く意識されているか」を、見極めることです。米国の指標が強く出たり、中東情勢が緊迫したりすれば、米国側の材料が優勢となり、ドル高・円安が進みやすくなります。反対に、日本の当局者から、利上げに前向きな発言が出たり、円安をけん制する発言が出たりすれば、日本側の材料が優勢となり、円高が進みやすくなります。
本日は、この日米の綱引きを、意識しながら見ていきます。ドル円のチャートだけを見るのではなく、その裏にある、日米それぞれの金融政策への思惑を、あわせて考えることが、本日の相場を読み解くうえで、大切になります。
今週の経済指標|金曜の米雇用統計が最大の焦点
本日は、9月最初の営業日であり、週の入り口でもあります。ここで、今週1週間の、大きな流れを、確認しておきます。
今週、最大の焦点となるのが、金曜(9月4日)に発表される、米国の8月雇用統計です。雇用統計は、米国の雇用の情勢を示す、速報性の高い指標で、米国の金融政策を占ううえで、非常に重要な材料とされています。金曜のウォーシュ議長の講演で、9月の利上げ観測が、急に強まったばかりです。この雇用統計が、強い結果となれば、追加利上げへの観測が、さらに高まり、米金利の上昇とともに、ドル円は160〜161円台を試す可能性があります。反対に、雇用の減速が確認されれば、利上げ観測が後退し、ドル円は、158円台へ調整する可能性もあります。
そして、この雇用統計に先立って、週の前半にも、米国の重要な指標が、相次ぎます。本日火曜には、ISM製造業景況指数と、求人件数の統計(JOLTS)。水曜には、民間の雇用統計(ADP)と、地区ごとの経済報告(ベージュブック)。木曜には、非製造業のISM景況指数、といった具合です。とくに、米国経済の中心である、サービス業の動向を示す、非製造業のISM景況指数は、米景気の底堅さを判断する、重要な材料です。これらの指標で、米国の景気や労働市場の、強さや弱さが、順番に確認されていきます。
なお、8月31日から本日にかけては、主要国の財務相や中央銀行総裁が集まる、国際会議も開かれています。為替を巡る議論があれば、その内容にも、目を向けておきます。米国の市場は、雇用統計の後、9月7日(月)が、レイバーデーという祝日で、3連休となります。連休の前は、持ち高を調整する動きが、出やすくなる点も、頭に入れておきます。今週は、米雇用に関する一連の指標を、軸に見ていく1週間になります。
本日(9/1)の経済指標|欧州の物価と、米国の景況感・雇用
本日、火曜の指標を確認しておきます。午後に欧州、夜に米国の指標が予定されています。
| 時刻 | 国 | 指標・イベント | 重要度 | 前回 |
|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | 日本 設備投資 第2四半期 | ★ | 前年比-0.3% |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 消費者物価指数(HICP速報)8月 | ★★ | 前年比2.9% |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 失業率 7月 | ★ | 6.3% |
| 23:00 | 🇺🇸 | 米 ISM製造業景況指数 8月・JOLTS求人件数 7月 | ★★★ | ISM 55.2 |
本日は、午後18:00に、ユーロ圏の消費者物価指数(HICP速報値)が発表されます。これは、ユーロ圏全体のインフレの動きを示す、重要な指標です。物価の伸びが、市場の予想と比べて、どうなるかによって、ユーロの動きが左右されます。あわせて、ユーロ圏の失業率も発表されます。
そして、本日の最大の注目は、夜23:00の、米国の指標です。ISM製造業景況指数は、米国の製造業の景況感を示す指標で、主要な経済指標のなかでも、最も早く発表されるため、注目度が高いものです。50を上回っているかどうかが、景気の拡大・縮小の分かれ目となります。同じ時刻に発表される、求人件数の統計(JOLTS)は、米国の労働市場の需給を示します。これらが強い結果となれば、米景気の底堅さが意識され、利上げ観測を、後押しする材料となります。金曜の雇用統計を前に、これらの指標が、市場の利上げ観測を、どう動かすかを、見ておきたいところです。
なお、本日は、英国の市場が、祝日(サマーバンクホリデー)で休場となります。ロンドンの時間帯は、市場に参加する人が減るため、突発的なニュースなどで、値動きが荒くなることもあります。この点も、頭に入れておきます。
リッチなら今日はどうするか|綱引きの優劣を見極める
ここまでの分析を踏まえて、私(リッチ)が、本日、どこに注目するかを、整理しておきます。
本日の基本姿勢は、「どちらの力が優勢になるかを、見極めてから動く」です。昨日の相場は、上へ引っ張る力と、下へ引っ張る力が、拮抗していました。こういうときに、無理に方向を決め打ちすると、往復で振らされやすくなります。まずは、力の優劣が、はっきりするのを待ちます。
💵 上方向のシナリオ:中東情勢が、さらに緊迫し、有事のドル買いが強まる。あるいは、本日夜のISM製造業やJOLTSが強く出て、米国の利上げ観測が、あらためて高まる。この場合、ドル円は、160.21円の突破を試しやすくなります。ただし、その先は、介入への警戒が強まる領域です。上抜けても、高値を、そのまま追いかけるのは、慎重にします。
💴 下方向のシナリオ:日本の当局者から、円安をけん制する発言や、利上げに前向きな発言が出る。あるいは、米国の指標が弱く出て、利上げ観測が後退する。この場合、ドル円は、159円台前半へ、下げやすくなります。介入への警戒も、下向きの圧力として、意識されます。
🌍 中東・原油の確認:本日は、中東情勢と、原油の動きを、あわせて見ておきます。緊張が高まれば、有事のドル買いと、原油高という、二つの動きが出やすくなります。原油高は、やがてインフレを通じて、金利にも影響します。中東は、為替だけでなく、金利や株にも波及する材料として、注視します。
💡 リッチのまとめ
今朝の市場を、一言でまとめるなら、「160円手前で、上へ引っ張る力と、下へ引っ張る力が、拮抗している綱引き相場」です。
金曜は、米国の利上げ観測という、一つの材料で、ドル高が、はっきりと進みました。ですが、昨日からは、中東緊迫による有事のドル買いと、米国の利上げ観測(上向きの力)に対して、日銀の利上げ観測と、介入への警戒(下向きの力)が、拮抗しています。その結果、ドル円は、160円台に乗せきれず、159円台後半で、方向感を欠いています。
こういう相場では、焦って方向を決めるより、力の優劣が、はっきりするのを待つ方が、有効です。そして、その決着をつける、最大のカギが、今週末の米雇用統計です。それまでは、160円を挟んだ、神経質な展開が、続きやすいと見ています。本日は、9月最初の営業日でもあります。新しい月、新しい企画のスタートとして、まずは、落ち着いて、相場と向き合っていきます。
8月の早朝トレード結果|月間+242.4pipsで締めくくり
ここで、8月最終日となった、昨日(8/31)の早朝トレードの結果と、8月全体の収支を、ご報告します。
- ドル円:ノートレード(売り逆指値に未到達)
- ユーロ円:ノートレード(買い逆指値に未到達)
- ポンド円:ノートレード(買い逆指値に未到達)
8月最終日は、3ペアとも、ノートレードとなりました。合計は±0.0pipsです。設定した価格に、届かなかったため、約定はありませんでした。
これで、8月の早朝トレードは、月間+242.4pipsという結果で、締めくくりとなりました。8月は、月の序盤に、少し苦しい場面もありましたが、中盤から後半にかけて、しっかりとプラスを積み上げることができ、最終的に、大きなプラスで終えることができました。
また、11時に成行でエントリーする、相関トレンドトレードも、8月をもって終了です。8月最終日は-17.7pipsでしたが、8月全体では、+23.6pipsのプラスで、締めくくることができました。
これらのトレード企画を、長い間、応援いただき、本当にありがとうございました。毎朝、エントリーレートを追いかけ、一喜一憂しながら、皆さまと一緒に、相場と向き合えたことを、うれしく思っています。
📊 8月の収支(8月最終結果)
早朝トレード:+242.4pips
相関トレンドトレード:+23.6pips
そして、9月からは、新企画「RICH BILLION ULTIMA」の運用成績を、このブログで公開していきます。100万円を、1億円へ。リアルな運用の記録を、これから毎日、追いかけていただけます。新しい企画も、どうぞ、よろしくお願いします🍀
詳しい内容は、こちらのページをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「有事のドル買い」とは、どういう動きですか?
世界的に不安が高まる局面で、安全とされる米ドルへ、資金が向かう動きのことです。
戦争や紛争、大きな災害など、世界的に不安が高まる出来事が起きると、投資家は、リスクの高い資産から、より安全とされる資産へ、資金を移そうとします。その、安全とされる資産の代表格が、米ドルです。
なぜ、ドルが安全とされるのか。米国が、世界最大の経済規模を持ち、米ドルが、世界の基軸通貨として、広く使われているためです。世界中の取引や、資産の保有に、ドルが使われているため、いざというときの、逃避先として、選ばれやすいのです。
昨日は、米国とイランの情勢が、再び緊迫しました。こうした地政学的なリスクが高まる局面で、ドルが買われる動きが、「有事のドル買い」です。ただし、今回は、少し複雑です。同じリスクオフの局面でも、日本円もまた、安全資産とされ、買われることがあります。昨日は、ドルと円、両方に、買いの材料があったため、ドル円は、方向感を欠く展開となりました。相場を見るときは、「どちらの安全資産が、より強く買われているか」を、意識することが大切です。
Q2. 日銀が利上げをすると、なぜ円が買われるのですか?
円で運用したときに得られる利息が増え、円の魅力が高まるためです。
利上げとは、中央銀行が、政策金利を引き上げることです。日銀が利上げをすると、円の金利が上がります。円の金利が上がれば、円で資産を持ったときに、得られる利息が増えます。そのため、円を買おうとする動きが、出やすくなります。
とくに、為替では、二つの国の金利の差が、意識されます。これまで、日本の金利は、米国と比べて、非常に低い状態が続いてきました。この大きな金利差が、金利の高いドルを買い、金利の低い円を売る動き、つまり円安の、大きな背景となってきました。
ですが、日銀が利上げをすれば、この金利差は、縮まる方向となります。金利差が縮まれば、円を売ってドルを買う動きの、うまみが減り、円安の勢いが、和らぎやすくなります。だからこそ、日銀の利上げ観測は、円を買う材料として、意識されるのです。昨日のように、日本の利上げ観測が高まると、ドル円の上値を、抑える力として、働きます。
Q3. 為替介入とは何ですか?なぜ160円で警戒されるのですか?
当局が、行き過ぎた為替の動きを調整するために、市場で通貨を売買することです。
為替が、あまりに一方向へ、行き過ぎたとき、通貨を管理する国の当局が、相場を調整するために、市場で、通貨の売買を行うことがあります。これを「為替介入」と言います。たとえば、円安が行き過ぎたと判断すれば、当局は、市場で円を買い、ドルを売る「円買い介入」を行います。
ドル円については、7月末に、行き過ぎた円安に対応するため、日米が協調して、円買いの介入を行いました。この介入があった水準が、160円近辺だったため、160円は、当局が、再び動くのではないか、との警戒が、意識されやすい価格帯となっています。
そのため、ドル円が160円に近づくと、二つの力が、せめぎ合います。金利差などを背景に、上へ行こうとする力と、介入への警戒で、上値が抑えられる力です。介入が実際に行われると、相場が、短時間で、大きく動くことがあります。だからこそ、160円近辺では、値動きが荒くなることもあり、注意して見ておく必要があります。
Q4. 相場の材料が拮抗しているときは、どう考えればよいですか?
無理に方向を決めず、どの材料が優勢になるかを、見極めることが大切です。
相場には、上へ引っ張る材料と、下へ引っ張る材料が、同時に存在することがあります。昨日のドル円が、まさにそうでした。中東緊迫による有事のドル買いや、米国の利上げ観測が、上へ。日銀の利上げ観測や、介入への警戒が、下へ。ちょうど、力が拮抗していました。
こういうときに、やってはいけないのが、無理に方向を決め打ちして、飛び乗ることです。力が拮抗している間は、相場が、上下に、往復しやすくなります。決め打ちで飛び乗ると、往復の値動きに、振らされてしまいます。
では、どうすればよいか。一つの考え方は、「力の優劣が、はっきりするまで、待つ」ことです。相場が、明確に、どちらかへ動き出したら、その方向についていく。拮抗している間は、無理に手を出さない。この、待つ姿勢が、拮抗相場では、有効になります。
もう一つ大切なのが、「決着をつける材料が、いつ出るか」を、把握しておくことです。今回で言えば、今週末の米雇用統計が、その材料です。大きなイベントを控えているときは、その前に、相場が、様子見ムードになりやすいことも、知っておくとよいでしょう。
Q5. なぜ米国の雇用統計は、そんなに注目されるのですか?
米国の金融政策を占ううえで、最も重要な指標の一つとされているためです。
米国の雇用統計は、毎月発表される、米国の雇用の情勢を示す統計です。とくに注目されるのが、農業を除いた分野で、どれだけ雇用が増えたかを示す、非農業部門雇用者数と、失業率、そして賃金の伸びです。
なぜ、これほど注目されるのか。それは、雇用の状況が、米国の中央銀行が、金融政策を決めるうえで、重要な判断材料になるためです。雇用が強ければ、景気が良く、物価が上がりやすいと考えられ、利上げの方向が意識されます。反対に、雇用が弱ければ、景気の減速が懸念され、利上げに慎重になる、あるいは利下げが意識されます。
今回は、とくに重要です。先週、米国の中央銀行トップが、物価重視の姿勢を示し、9月の利上げ観測が、急に強まりました。今週末の雇用統計が、強ければ、この利上げ観測が、さらに固まります。反対に、弱ければ、利上げ観測が、揺らぐ可能性があります。つまり、今回の雇用統計は、9月の利上げが、実際に行われるかどうかを、大きく左右する、重要なデータなのです。だからこそ、市場は、この結果に、大きく注目しています。
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