ドル円、160円目前✨
おはようございます✨リッチです🍀
昨日(6/1)の早朝トレードは、ドル円ノートレード、ユーロ円-40.0pips、ポンド円+7.6pipsでした。ユーロ円は売り逆指値185.283が約定したものの、その後ストップ185.683に到達して損切り。ポンド円は買い逆指値214.530が約定し、リミット途中で利確という展開でした。6月の早朝トレード収支は初日から-32.4pipsでのスタートとなっています。
相関トレンドトレード(NZD/JPY×AUD/NZD)は昨日-48.3pipsのマイナス決済。6月累計も-48.3pipsと、こちらも厳しい初日となりました。
注目すべきは、昨日22時前にドル円が一気に159.76円まで急上昇したこと。米ISM製造業54.0という4年ぶり高水準の発表前から、すでに160円トライを意識する勢いが出ていました。NY時間にかけては介入警戒で押し戻されましたが、あの上昇の勢いを見ると、本日も160円チャレンジが十分あり得る雰囲気です。160円は政府の防衛ライン。本日は為替介入に対して最大の警戒を持って臨む1日となります。
本日は18時のユーロ圏HICP、23時の米JOLTS求人件数が経済指標としての注目材料。これらが米金利・ユーロを動かす一方、ドル円は介入リスクと隣り合わせのレンジ突破局面という、これまでとは違う緊張感のある1日になりそうです。
月曜日(6/1)の早朝トレード結果
昨日(6/1)の早朝トレードは、以下の結果となりました。
- ドル円:ノートレード(売り逆指値159.193に未到達)
- ユーロ円:-40.0pips(売り逆指値185.283が約定、ストップで損切り)
- ポンド円:+7.6pips(買い逆指値214.530が約定、利確)
ユーロ円とポンド円が逆方向に約定する展開でした。ユーロ円は売り逆指値が刺さった後にストップで損切り、ポンド円は買い逆指値が刺さって利確という結果。ドル円は売り逆指値159.193に届かないままノートレードで終了です。
1ペアプラス、1ペアマイナス、1ペアノートレードという複数通貨運用の典型的な日でした。全部が同じ方向に動かないのが為替の特徴で、こうした日の積み重ねで長期的な収支が作られていきます。
📊 6月の早朝トレード収支(6/1終了時点)
-32.4pips(6月スタート)
6月は初日からマイナス圏でのスタートとなりました。月初の数字が良くないと気持ちが揺らぎやすいですが、ここで一喜一憂しないのが基本姿勢です。今週は米雇用統計、ECB理事会、植田日銀総裁発言と材料が連発する1週間。淡々と同じルールで運用します。
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相関トレンドトレード(6/1の結果)|6月初日は-48.3pips
昨日の相関トレンドトレード(NZD/JPY×AUD/NZD)は、-48.3pipsでの損切り決済となりました。前週金曜日に+63.3pipsで気持ちよく終わった同じペア構成でしたが、月初の月曜日は逆方向の値動きとなり、ストップにかかる結果に。
📊 6月の相関トレンドトレード収支(6/1終了時点)
-48.3pips
金曜日と同じペアでも、月曜日には正反対の結果になるのが為替の難しさです。本日は「USD/JPY×EUR/GBP」へとペアが変更されます。これまでとは違う通貨構成での運用となります。
米ISM製造業景気指数54.0|4年ぶり高水準が示す米経済の底堅さ
昨日23時に発表された米ISM製造業景気指数(5月)は54.0と、予想53.0・前回52.7を大幅に上回る結果となりました。これは4年ぶりの高水準で、米製造業が5か月連続で拡大圏(50超)を維持していることが確認されました。
📈 米ISM製造業景気指数(5月)詳細
- 総合指数:54.0(予想53.0、前回52.7)
- 新規受注:56.8(前回54.1)→ 先行需要が強い
- 生産:54.3(前回53.4)→ 拡大基調継続
- 雇用:48.6(前回46.4)→ 改善も50を下回る
- 仕入価格:82.1(前回84.6)→ 価格圧力はやや緩和
- 輸出:50.6(前回47.9)→ 50超に回復
注目したいのは、新規受注が56.8と先行的な需要の強さを示している点です。一方で雇用は48.6と50を下回ったままで、雇用面では弱さが残る構造。価格指数も82.1と高水準を維持しており、インフレ圧力が継続している点も意識されます。
この結果を踏まえて私が考えるシナリオは2つあります。
- 米景気底堅さ確認シナリオ:新規受注・生産の強さが意識され、米金利上昇・ドル買い継続。ドル円の下値が一段と固まる構造
- インフレ警戒シナリオ:仕入価格82.1の高水準と、新規受注56.8の組み合わせは「需要の強さがインフレを再加速させる」シグナルとも読める。FRBの利下げ観測がさらに後退する可能性
どちらに転んでも、米金利の下支え要因となる結果です。本日のドル円相場は、ISM製造業の結果を消化した上で、159円台半ばでのレンジ推移を継続する可能性が高いと見ています。
中東情勢の新展開|イスラエルのレバノン攻撃とイラン情勢
もう一つ、本日の相場前提として押さえておきたいのが中東情勢の新展開です。先週末からの主な動きを整理しておきます。
🌍 直近の中東情勢のヘッドライン
- イスラエルがレバノン攻撃を実施。中東リスクが新たな局面へ
- トランプ大統領「イスラエルのレバノン攻撃へのイランの怒りは一時的」とコメント
- イランが米国との意思伝達停止と一部報道、トランプ大統領は否定
- 米イラン60日間停戦延長合意は依然として最終化されず
- 原油価格は上昇圧力が継続、株式は堅調も為替は様子見姿勢
注目したいのは、「米イラン停戦延長」と「イスラエル・レバノン攻撃」という相反する情報が同時並行で進んでいる点です。停戦延長は和平期待として原油安・リスクオン円売りの材料ですが、イスラエル・レバノン攻撃は地政学リスクの新たな火種で原油高・有事のドル買いの材料となります。
この2つが拮抗していることが、ドル円が159円台半ばで膠着している大きな要因です。どちらかが優位になった瞬間に、レンジを抜ける可能性は常にあります。
本日(6/2)の経済指標|ユーロ圏HICP・米JOLTS求人件数
本日はECB理事会(6/5)を控えて、ユーロ圏HICP(消費者物価指数)が最重要指標です。さらにNY時間には米JOLTS求人件数があり、金曜日の米雇用統計に向けた雇用関連指標が始まります。
| 時刻 | 国 | 指標名 | 重要度 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10:30 | 🇦🇺 | 豪 経常収支 第1四半期 | ★★ | -211億豪ドル | — |
| 17:30 | 🇬🇧 | 英 マネーサプライM4 4月 前年比 | ★★ | 4.3% | — |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 HICP 5月 前年比(速報) | ★★★ | 3.0% | 3.3% |
| 18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 コアHICP 5月 前年比(速報) | ★★★ | 2.2% | — |
| 23:00 | 🇺🇸 | 米 JOLTS求人件数 4月 | ★★★ | 686.6万人 | 684.8万人 |
📝 リッチの見解と注目ポイント
本日の山場は18時のユーロ圏HICPと23時の米JOLTS求人件数。HICPは6/5のECB理事会の方向性を決める重要材料、JOLTSは6/6の米雇用統計に向けた雇用環境の確認材料です。両方の結果次第で、ユーロ・ドル円ともに方向感が出やすい1日と見ています。
ユーロ圏HICP(消費者物価指数・5月)|ECB理事会に向けた最重要材料
ユーロ圏HICPは、欧州中央銀行(ECB)がインフレターゲット判定で最重視する指標です。今回5月分は、前年比HICPが前回3.0%→予想3.3%と上振れ予想となっています。今週6/5にECB理事会が控えており、市場ではエコノミストの約85%が「6月理事会で0.25%利上げ」を予想しているという調査結果も出ています。
本日のHICPが予想を上回って3.3%以上で着地すれば、ECBの利上げ観測が一段と強まる展開。一方で予想を下回り3.0%付近にとどまれば、利上げ観測がやや後退する可能性があります。
シナリオを3つに整理しておきます。
- 予想を大きく上回る(3.4%以上):ECB利上げ確実視 → ユーロ買い → ユーロ円・ユーロドルが上昇。本日のユーロ円ロングにプラス材料
- 予想通り(3.2〜3.3%):ECB利上げ予想を維持。反応は限定的
- 予想を大きく下回る(3.1%以下):利上げ観測がやや後退 → ユーロ売り。本日のユーロ円ショートにプラス材料
注目したいのはコアHICP(前回2.2%)の動きです。コアはエネルギー・食品・酒類・タバコを除いたインフレの基調を示し、ECBが特に重視する指標です。前年比2%目標を依然として上回り続けており、コアの動きが利上げ判断を左右する構造です。
米JOLTS求人件数(4月)|金曜の米雇用統計に向けた先行指標
JOLTS求人件数は、米労働省が発表する求人・離職・雇用に関する統計です。求人件数の動向は米雇用市場の需給バランスを示し、金曜日に発表される米雇用統計(NFP・失業率)の方向性を予測する材料として注目されます。
今回4月分は、前回686.6万人→予想684.8万人とわずかな減少予想です。求人件数の減少が続けば、米労働市場の鈍化シグナルとなり、ドル売り材料に。逆に予想を上回って増加すれば、米雇用市場の堅調さが意識されてドル買い材料となります。
昨日のISM製造業の雇用指数は48.6と50を下回り、雇用面の弱さが示唆されました。本日のJOLTSが減少基調を確認する内容なら、金曜のNFPに対しても慎重な見方が広がる展開もあり得ます。逆に予想を上回って強い数字が出れば、ISMの雇用指数とは矛盾する形となり、市場の解釈が割れる可能性もあります。
ドル円は昨日22時前に159.76円まで急上昇|本日160円チャレンジで介入警戒最大化
ドル円は昨日6/1の22時前に一気に159.76円まで急上昇しました。米ISM製造業景気指数の発表(23時)の前から、すでに上昇の勢いが強かった点に注意が必要です。先週末からのレンジ159.10〜159.65円の上限を明確に上抜けて、160円トライを意識させる動きでした。NY時間にかけては介入警戒で押し戻されて159円台半ばに戻したものの、あの勢いを見る限り、本日も160円チャレンジが十分あり得る雰囲気です。
⚠️ 本日は為替介入に対して最大の警戒が必要
政府の防衛ラインは1ドル160円。4月末からの介入総額は約8.6〜10兆円規模に達しており、当局は明確な意思を持って円安進行を抑制してきました。昨日22時前の159.76円という水準は、160円まで残り0.24円。あと一段の上昇で介入圏内に突入します。
特に警戒すべきは、昨日のような「ヘッドラインドリブンの急騰」のパターンです。じわじわした上昇よりも、米経済指標の強さや中東情勢のニュースで一気に上に走る場面の方が、介入のトリガーになりやすい構造です。財務省は「為替レートの水準だけでなく、急激な変動が起きていないかを重視する」という姿勢を継続しており、急騰局面では即時の介入リスクが跳ね上がります。
本日は159円台後半〜160円台に乗せた瞬間、5兆円規模の介入が再度実施される可能性を最大限警戒する1日です。
もう一つ意識しておきたいのが、「介入が薄れたタイミング」の心理です。4月末の介入から1か月以上が経過し、相場参加者の間で「もう介入はないかも」という慣れが少しずつ広がってきています。昨日22時前の急上昇は、まさにこの「警戒が薄れた瞬間」を試した動きだったと見ています。市場が「来ない」と読み始めた瞬間こそ、当局が動いたときのインパクトが最大化する局面です。
本日のドル円相場を考える上で、押さえておきたい4つの要素を整理します。
📊 ドル円の方向感を決める4つの要素
- 米経済指標の強さ(ISM・JOLTS・雇用統計):米金利上昇・ドル買い → ドル円上昇圧力
- 中東情勢(イスラエル・レバノン、米イラン):原油高なら有事のドル買い、原油安なら逆
- 為替介入リスク(10兆円規模の介入実績、160円防衛ライン):本日の最大警戒要因
- 日銀の利上げ観測(金曜の植田総裁発言):円買い圧力
注意したいのは、要素①と②が「ドル円上昇」を支える力として強くなっている中で、要素③の介入リスクだけが「上値を強制的に押さえつける」役割を果たしている構造です。米ISMが4年ぶり高水準で米景気の底堅さが確認され、中東情勢の緊迫も続く中、ファンダメンタルズだけ見れば一段の円安が自然な流れ。それを唯一止めているのが「介入の存在」です。
もし本日、ドル円が159円台後半をさらに試して160円に接近する場面があれば、介入の警報が鳴る時間帯と捉えて対応する必要があります。159円台後半に乗せたまま海外勢が買い上げてくる流れになれば、東京時間後半〜ロンドン時間頭の薄商いを利用した実弾介入のリスクが最大化します。
本日のトレード戦略(2026/6/2 火)
本日のトレード設定は以下のとおりです。各通貨ペアの逆指値・ストップ・リミットの数値を確認してください。
💵 USD/JPY(ドル円)|売り逆指値のみ
💶 EUR/JPY(ユーロ円)|ロング・ショート両建て
📈 ロング(買い)
📉 ショート(売り)
💷 GBP/JPY(ポンド円)|ロング・ショート両建て
📈 ロング(買い)
📉 ショート(売り)
⚠️ 本日の注意事項
- 相場状況により未約定/見送りの可能性あり
- 追いかけエントリー禁止(刺さらなければ終了)
- 本日は為替介入に対して最大の警戒が必要。昨日22時前の159.76円急上昇の勢いを考えると、160円トライがあり得る局面
- 159円台後半〜160円接近時は、突発的な急反落リスク(介入実弾)を常に意識
- 18:00 ユーロ圏HICP、23:00 米JOLTS求人件数の前後30分は警戒
- ユーロ円・ポンド円は両建て設定のため、約定後は反対側の注文を必ず取消し
- 中東情勢のヘッドラインに注意(イスラエル・レバノン攻撃、米イラン情勢)
- 今週末は米雇用統計・植田日銀総裁発言・ECB理事会と材料連発
- ロット管理は各自で徹底してください
基本ルール|ドル円・ユーロ円・ポンド円トレード
- 対象通貨ペアに「買い逆指値(ロング)+損切り・利確」または「売り逆指値(ショート)+損切り・利確」を事前に設定
- どちらかの注文が約定するまで待機
- 約定後は反対側の注文は取消し
📌 その他のルール:
- 重要経済指標がある日は、15~30分前にポジションを手動決済
- 当日21時までに未約定の場合は全注文取消し
- ポジション保有時の未決済は24時に決済
✨ 相関トレンドトレード(2026/6/2)|USD/JPY×EUR/GBP
本日11時の成行エントリーは、「USD/JPY×EUR/GBP」の組み合わせへペアが変更されます。ドル円ロング(米ドル買い・円売り)とユーロポンドショート(ユーロ売り・ポンド買い)という、これまでとは違う通貨構成です。
- 📈 USD/JPY ロング(買い)
- 📉 EUR/GBP ショート(売り)
📝 本日の相関トレードの構造
USD/JPYロング(米ドル買い・円売り)とEUR/GBPショート(ユーロ売り・ポンド買い)の組み合わせ。本日特に意識しておきたいのは、USD/JPYロングは介入リスクと直接隣り合わせになる構造であること。昨日22時前に159.76円まで上昇したドル円が、本日160円トライに動いた場合、ポジション保有中に実弾介入が入れば瞬時に大きな含み損になり得ます。EUR/GBPは本日18時のユーロ圏HICPと、英国マネーサプライM4の結果次第で動きが出やすいペア。HICPが予想を上回ればユーロ買いとなり、EUR/GBPショートには逆風です。
基本ルール|相関トレード:
- 11時に成行エントリー
- エントリー後、ストップ40pips・リミット50pipsに設定
- 21時までにストップ・リミットに到達しない場合は手動で全決済
⚠️ 相関トレードの注意事項:本日はUSD/JPYロングを含むため、160円接近時の為替介入リスクが直撃する構造です。ポジション保有中に介入が入れば、ドル円急落で瞬時に含み損が拡大する可能性があります。18時のユーロ圏HICP、23時の米JOLTS求人件数とポジション保有中の重要指標もあり、相場急変リスクが高い1日。相場状況により見送りの可能性あり、追いかけエントリー禁止。
今日のポイントまとめ
- 昨日の早朝トレードは、ドル円ノートレード、ユーロ円-40.0pips、ポンド円+7.6pips
- 6月の早朝トレード収支は初日-32.4pipsでスタート
- 相関トレンドトレードは昨日-48.3pips、6月累計-48.3pips
- 昨日22時前にドル円が159.76円まで急上昇。160円トライの勢いを見せる展開
- 昨日の米ISM製造業景気指数は54.0と4年ぶり高水準。AI投資・税制追い風が背景
- 米ISMの新規受注56.8・生産54.3が強く、米景気の底堅さを再確認
- 中東情勢に新展開:イスラエルがレバノン攻撃、米イラン60日停戦延長は最終化されず
- 18:00 ユーロ圏HICP(予想3.3%/前回3.0%)はECB理事会(6/5)の方向性を決める材料
- 23:00 米JOLTS求人件数は金曜の米雇用統計に向けた先行指標
- 本日は為替介入に対して最大の警戒が必要。160円防衛ラインまで残り0.24円の局面
- 本日の相関トレードはUSD/JPYロング×EUR/GBPショートへペア変更
- 今週末は米雇用統計・植田日銀総裁発言・ECB理事会と材料が集中
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よくある質問(FAQ)
Q1. 米ISM製造業景気指数54.0という4年ぶり高水準は、為替市場にどう影響しますか?
米製造業の勢いが強いことが確認されたため、米景気底堅さ→米金利上昇→ドル買いの構造が強化される結果です。新規受注56.8、生産54.3も大きく改善しており、AI投資の急増や税制面での追い風が製造業を押し上げている構造が見えます。一方で雇用指数は48.6と50を下回ったままで、雇用面の弱さは継続。価格指数82.1の高水準はインフレ圧力の継続を示しており、FRBの利下げ観測がさらに後退する可能性があります。総合的にはドル円の下値支え要因です。
Q2. ユーロ圏HICPがECB理事会にどう影響しますか?
市場ではエコノミストの約85%が6/5のECB理事会で0.25%利上げを予想しており、本日のHICPはこの利上げ観測を左右する最重要材料です。HICPが予想3.3%を上回って3.4%以上で着地すれば、ECB利上げが確実視されてユーロ買い反応。逆に予想を下回って3.1%以下になれば、利上げ観測がやや後退する可能性があります。特に重視されるのはコアHICP(前回2.2%)。エネルギー・食品を除いたインフレの基調を示し、ECBが特に注視する指標です。
Q3. JOLTS求人件数と雇用統計(NFP)は何が違うのですか?
どちらも米労働省が発表する雇用関連指標ですが、対象が異なります。JOLTSは「企業が現在募集している求人件数」を示し、労働市場の需要側(企業の採用意欲)を表します。一方、米雇用統計(NFP)は「実際に雇用された人数の変化」を示し、需給バランスの結果を表します。JOLTSが減少傾向なら企業の採用意欲低下→NFPも弱含む可能性、JOLTSが堅調ならNFPも堅調になりやすい構造です。本日のJOLTSは金曜のNFPの先行指標として注目されています。
Q4. 昨日22時前のドル円159.76円急上昇は、なぜ介入につながらなかったのですか?
介入は「水準」だけでなく「変動の急激さ」「市場の流動性」「時間帯」を総合的に見て判断されます。昨日22時前の159.76円は政府防衛ライン160円までまだ約0.24円の余地があり、上昇のペースも介入を即発動するほどではなかったと見ています。さらにNY時間に向けて流動性が高まる時間帯だったため、市場の自律的な押し戻しが期待できる局面でした。実際、その後159円台半ばまで反落しています。ただし、本日同じような勢いで159.80円や159.90円を試す動きになれば、介入リスクは一段と高まると見ています。特に流動性が低くなる時間帯(東京時間後半〜ロンドン時間頭、NY時間後半)の急騰は警戒が必要です。
Q5. 6月初日からマイナス収支のスタートですが、どう向き合いますか?
月初の数字が良くないと気持ちが揺らぎやすいですが、ここで一喜一憂しないのが基本姿勢です。1日の収支は20営業日のうちの1日に過ぎず、月単位や年単位での累計で判断するのが長期生存の鉄則です。負けた日にロットを上げて挽回を狙うのは、相場から退場する最も典型的なパターン。本日も決めた価格に逆指値を置いて、刺さらなければ終了。同じことを繰り返すだけです。重要なのは「同じルールで継続できること」であり、結果としての日次・月次の数字は副産物にすぎません。
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